四季野 遊さん
のうた一覧
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うたた寝のうつろな君の指先を齧ってやりたいツナときゅうりと
平成二十一年五月二十八日
0
露地物のきゅうりの旬は梅雨の後 ...
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悲しみを知ってか知らずかツナサンド今日はひときわ辛子のききて
平成二十一年五月二十八日
0
木漏れ日がサンドイッチに落とす影
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疲れてか舟こぐ君を前にしてツナのサンドの耳をかじりぬ
平成二十一年五月二十八日
0
春眠は少し遅れて訪れし
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父よ父開かぬまなこ利かぬ口父を離れて何処彷徨う
平成二十一年五月二十二日
2
魂の自由を信ず春の星
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命ある者はやがては辿る道一方通行後戻りなし
平成二十一年五月二十二日
1
せめて花涙は見せじ霞空
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後悔を並べて眺める枕元野辺の送りも同じ事かと
平成二十一年五月二十二日
1
煙突の煙は自由春の風
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悔い無きと言葉にはする他人事の人生知ったかの事を言うなよ
平成二十一年五月二十二日
2
おしなべて口先ばかりの春の通夜
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透き通る花びら散りし午後の道写真を抱き他人に続きぬ
平成二十一年五月二十二日
4
花びらは知るや知らぬや春の通夜
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喧騒も妬みも意地も消え果ぬ窓を流るる銀河輝け
平成二十一年五月十七日
7
密やかに輝く春の星座たち
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しばらくは独りの席を暖めて父上母が乗ってくるまで
平成二十一年五月十七日
0
春の夜を銀河鉄道ひた走る
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悲しみも旅の話題ぞ水色の銀河鉄道の切符渡しぬ
平成二十一年五月十七日
3
カササギの菓子を頬張る春の星
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踏み分けて荒野を行くさ足許を照らす灯も無く杖もなけれど
平成二十一年五月十七日
4
石ころの河原に咲くや月見草
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人の世に醜きものは何ならむ人の心の有りのままなり
平成二十一年五月十七日
2
新緑や病に渦巻く金の欲
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父の呼かうつろな下で母の名は美し時を父に残しぬ
平成二十一年五月十六日
3
早既に10年忌です皐月雨
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父上は今チャン付けで呼ばれ居て今は人格別のものぞと
平成二十一年五月十六日
2
病して窓のアカシヤニセアカシヤ
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お父様お父様とて悲しけれ記憶は遠くいつかの五月
平成二十一年五月十六日
1
五月とていつの五月ぞ深柳
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新緑の香りはいかが父上の嫌がる右手触れて涙す
平成二十一年五月十六日
0
新緑や父は去年の春に生きてる
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新緑の光も知らぬ病室で妻の死忘れた父が母呼ぶ
平成二十一年五月十六日
3
新緑や古い記憶のままの病室
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石楠花の紅の枝道に伸び行く手を阻み初夏の挨拶
平成二十一年五月十二日
2
石楠花の赤々赤の小道かな
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人生は順番ですと微笑みて手足を擦る初老の息子
平成二十一年五月十二日
2
魂の道案内か綿毛飛ぶ
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