艸介さん
のうた一覧
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十年はあまりに重く また軽く 吾と汝の間に溝を掘りけり
令和三年三月十三日
8
片や「まだ十年」、片や「もう十年...
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堰を切り落ちくる天ぞあやしけれ まだ春先の花も見ざるを
令和三年三月十三日
15
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山の端を霞める雲は下り来て児を撫づ如く私を濡らす
令和三年三月四日
3
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茜色に染まる僕らを切り取ってラムネの瓶に詰めたあの夏
令和三年三月四日
0
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長閑なる弥生の宙を漂ひし 羽虫告げたる啓蟄の候
令和三年三月四日
11
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梅の香を胸いっぱいに吸い込んで 襟元緩む 春はすぐそこ
令和三年二月二十日
9
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蟠る思考に刺激が欲しくッて グッと呷ったソーダ一缶
令和三年二月十九日
5
酒は飲めないのです
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如月のやはき陽射に音も無く 舞う風花の幻のごと
令和三年二月十八日
9
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凍雲は波を描きて洗濯板 今宵は空を濯ぎたるらむ
令和三年二月十日
10
波状雲というそうです
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束の間の暇に淹れしコーヒーの 足りぬ苦みにはたと手を止め
令和三年二月七日
11
何を慌てているんだと我に返る
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老猫は乾きし鼻を擦り付け 泪す吾になあと鳴きつる
令和三年一月三十一日
7
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「こころ」なる見えず触れぬ波の間に 揺られ今宵も行きつ戻りつ
令和三年一月三十日
4
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めづらしき睦月の雨後に誘われて 歩く私にまた雨が降る
令和三年一月二十七日
10
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鈍色の山に映ゆるは霧の白 その明暗に水墨を視ゆ
令和三年一月二十七日
5
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正中を過ぎてなほ身を切りたるは 霜柱さへ溶かぬ厳冬
令和二年十二月三十一日
3
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情景に動く心を詠まむとし 十七文字で止まる心よ
令和二年十二月十三日
6
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やる気出ず 出す方法を調べても 結局無為に読み流してゐる
令和二年十二月十三日
10
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言葉を弄し弄され持て余し 人は生きてる 生かされている
令和二年十二月四日
5
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脳内の鮮烈痛快悲喜劇は いついつまでも門外不出
令和二年十二月四日
5
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朝ごとに深まる冬に気圧されて また重くなる布団と瞼
令和二年十二月二日
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人間でも冬眠したい
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