艸介さん
のうた一覧
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ただひとつ失せ物をせむ昨朝の 電車のことが胸に閊えて
令和五年一月十九日
5
ずっと使っていた手袋を忘れたこと...
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久方のクラクションなき国道に いざ始まらむ一年を聞く
令和五年一月十日
5
正月が明けてからでないと「一年が...
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裸木の径に差せる弱き陽の かすかな翳に吐く息の白
令和四年十二月九日
14
冬ですね
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ふしくれの褪せもみぢ葉を見せまひと この雨風は吼え猛るらむ
令和四年十一月三十日
7
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このほしの陰を纏ひて赤銅に 着飾るきみを皆が見ている
令和四年十一月十三日
7
本当に普段天文に興味を示さない友...
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重ねれば重ねるほどに言葉は 重さ喪ひ 流れ揺蕩ひ
令和四年十一月十三日
5
言葉にしないと伝わらないのに、言...
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稀なりし色あざやかに野菊花 名知らぬきみは何処に探せば
令和四年十月二十四日
2
いわゆる「野菊」というのは“菊...
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給湯の瓦斯のにほひに去来せむ 冬の教室 ストーブの熱
令和四年九月二十六日
6
私の母校はいまだにガスストーブが...
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雲の色も 木々の黒さも 僕の影も きみが暴いた夜の輪郭
令和四年九月十日
5
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風をこそ刺さむと刃振り回し 風なぞ刺せずきみを喪ふ
令和四年八月三十日
2
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長雨も蝉らのこへも止みし日の 目覚めに聞こゆ秋のこへ哉
令和四年八月二十一日
4
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空つぽのプラツトホームを通り過ぐ 風が知らせる 雨がまた降る
令和四年八月四日
5
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蝉時雨に向かひ六連の弦を弾く 詩人の語るあの夏の日々
令和四年七月二十五日
3
知らないはずなのに知っているよう...
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触れる手へ絡まるやふな青嵐に 雨告げられて書を閉じにけり
令和四年七月十二日
8
あっちこっちの窓閉めなきゃ
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吾が耳を、吾が臓を、どうと打つ この風こそが故郷なりけり
令和四年六月二日
9
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翠緑の滴るごとき山々へ はるかに渡る風になりたし
令和四年五月二十八日
12
夏、緑深まる山々の様子を”山滴る...
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気が付けば花散りにける軒先に 巣掛ける蜂の我の無きかな
令和四年五月七日
6
私は巣を作る蜂の心を知ることはで...
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春に酔ひ引つぱり出したタンブラーに 昨日と同じ珈琲の味
令和四年四月八日
9
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荒ぶ風に渦を巻きたる雲塊は 白日に咲く春の星雲
令和四年四月七日
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風絵筆 奔りて空を染めて往け 鈍に、黄金に、透くよな青に
令和四年四月七日
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