艸介さん
のうた一覧
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正中を過ぎてなほ身を切りたるは 霜柱さへ溶かぬ厳冬
令和二年十二月三十一日
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山の端を霞める雲は下り来て児を撫づ如く私を濡らす
令和三年三月四日
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既知にありて未知の闇たる「夢」なるは 今宵も出でて吾を苛む
令和三年三月二十八日
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恐怖の本質が「未知であること」な...
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蝉時雨に向かひ六連の弦を弾く 詩人の語るあの夏の日々
令和四年七月二十五日
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知らないはずなのに知っているよう...
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青き春 去りて吾が世は夏なれど 手入れじ田では ひとり蝉鳴く
令和二年八月一日
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野晒のこころは朽ちて虫ぞ湧く 骨なし臓なし吾は皮肉
令和二年七月二十七日
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きみの言ふ「非日常」はいつだつて 誰かが倦む陳腐な「日常」
令和二年八月十三日
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夢にみた台でひとり君は泣く「如何でか此処は奈落なりや」と
令和二年八月十三日
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知つていた夕立に濡る忘れ傘 明るき天に狐嫁入る
令和二年八月十八日
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煌々と光る画面に飛んで入る 迷羽虫を押し潰すとき
令和二年八月二十八日
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荒ぶ風に渦を巻きたる雲塊は 白日に咲く春の星雲
令和四年四月七日
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風をこそ刺さむと刃振り回し 風なぞ刺せずきみを喪ふ
令和四年八月三十日
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稀なりし色あざやかに野菊花 名知らぬきみは何処に探せば
令和四年十月二十四日
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いわゆる「野菊」というのは“菊...
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昨日より歩をはやめ来る夜とすれ違ふとき 秋の風哉
令和五年九月七日
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先達の菩提とわらふ吾が虚無は身ども蝕み鬼を育む
令和二年七月三十日
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噛み合はぬ網戸を閉めてまた開けて 終ぞ閉まらず 網戸外れる
令和二年八月二十一日
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溜息が出る
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思し召すヒトのこころは氵に肖て 心火に触れば 忽ちに 嗚呼
令和四年三月十日
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我らヒト 掲ぐ火により人と成り 狂る野辺の火に人を失う
令和五年九月七日
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「この星の水は宇宙から来たんだよ」 だから涙も いつかはきっと
令和五年十二月十一日
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寒椿 落ちて仰ぎぬその空に はや五分咲きの花ぞ棚引き
令和六年三月七日
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