艸介さん
のうた一覧
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音も無く散る春色を惜しむれど 写し叶わぬ 時の流れは
令和三年四月六日
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色のなき空より零る五月雨や 独り言ちても晴れるものなし
令和三年五月二十日
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荒漠の冬の原野にひとり立ち 見えぬ高嶺をずつと見ている
令和四年一月十九日
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暦では春遠からじ此の頃に 火宅を煽る風ぞ冷たき
令和四年三月十日
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うたかたの潮騒に揺る夢のみち 引潮に醒む 明日もまた来る
令和四年三月十八日
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夢路が満ち潮なら娑婆は引き潮だ
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空つぽのプラツトホームを通り過ぐ 風が知らせる 雨がまた降る
令和四年八月四日
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雲の色も 木々の黒さも 僕の影も きみが暴いた夜の輪郭
令和四年九月十日
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重ねれば重ねるほどに言葉は 重さ喪ひ 流れ揺蕩ひ
令和四年十一月十三日
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言葉にしないと伝わらないのに、言...
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久方のクラクションなき国道に いざ始まらむ一年を聞く
令和五年一月十日
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正月が明けてからでないと「一年が...
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ただひとつ失せ物をせむ昨朝の 電車のことが胸に閊えて
令和五年一月十九日
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ずっと使っていた手袋を忘れたこと...
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幾億の誰かが触れた夏の夢に それでも僕は焦がれつづける
令和五年八月二十九日
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左より右へ抜けゆる空風の 凍みる骨身にしんしんと泣き
令和五年十一月二十八日
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緑なる山を上食み降る霧 屋に人波、現世も呑み干せ
令和二年七月二十九日
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かなしみは昏き渕よりやつてきて 胸の郭で今日も噎びぬ
令和二年八月七日
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梅雨止み なお蟠る灰の空 誰も彼もが夏を夢見る
令和二年七月三十一日
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あやしむは野分さえ無き夏の空 酷暑に蝉も人も茹だれり
令和二年八月四日
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「欠かず書く」斯く取り掛かる日記帳 四日目を欠き書く気隠るる
令和二年八月八日
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宵の口 過ぎしも未だ残りたる 盛夏の熱気 愛しか憎しか
令和二年八月十三日
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夏らしいというべきか、おのれ夏め...
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堪らぬは鼻腔を奔る山葵かな つッと吸い上げ 目鼻夕立
令和二年八月十七日
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あの刺激がたまらない
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陽に灼かれ 汗水垂らし 舌を出し その報酬に蚋の口付
令和二年八月二十二日
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世界一うれしくないキス
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