艸介さん
のうた一覧
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遠い日に届くと信じ 伸ばした手 掴めずにまだ星を見ている
令和二年八月二十日
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戸をば開け土間を掃きたるその隙に 押し入りし蜂の顔を伺ふ
令和二年八月二十五日
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一度刺されているから逆らえない
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恋焦がれ頭を垂れて待ち侘びた 庭木を撫でる久方の喜雨
令和二年八月二十七日
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聳え立つ峰より高き入道に 畏怖さえ覚え時を忘れる
令和二年九月十一日
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夕間暮れ 陰の落ちたる道端に 幽けく立ちし彼岸花かな
令和二年十月二日
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暗闇に浮かぶあの赤は、肝が冷える
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如月のやはき陽射に音も無く 舞う風花の幻のごと
令和三年二月十八日
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梅の香を胸いっぱいに吸い込んで 襟元緩む 春はすぐそこ
令和三年二月二十日
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週ごとに値の下がりゆく唐黍は 近付く夏の足音なりけり
令和三年六月十九日
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旧家のコンクリートに一歩、二歩 名前も知らぬ猫の足跡
令和三年十二月二十一日
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おそらく私の生きる時間よりも長く...
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春に酔ひ引つぱり出したタンブラーに 昨日と同じ珈琲の味
令和四年四月八日
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吾が耳を、吾が臓を、どうと打つ この風こそが故郷なりけり
令和四年六月二日
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天蓋のはるか彼方のそのすべて ただ一色の青に染まらむ
令和五年六月十七日
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六畳の密室を満たす木犀花 香の妖しはプアゾンに似て
令和五年十月三日
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沈む陽のセピアに染まる街並みの ひとつの色へきみは溶けゆる
令和五年十一月七日
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冬の田を抜き足差し足忍び足 餌は獲れたるか やれ鷺鳥よ
令和五年十二月二十二日
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並木道 止めど已まれぬひぐらしの 声は静けく されど響けり
令和二年七月二十七日
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うつくしきものの溢るる巷にて きたなきを探す性ぞかなしき
令和二年八月三十一日
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この三月 伸びに伸びたる叢を 刈る鋸の音に夏は暮れゆく
令和二年八月二十八日
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高曇り 鈍き川辺を切り裂いて 翔ぶ川蝉のその鮮やかさ
令和二年十一月六日
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街中にも関わらず川辺でカワセミを...
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針葉の常緑なる山並みに 斑を描き織る錦かな
令和二年十一月八日
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