艸介さん
のうた一覧
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街の色をビニール傘でぼやかして 僕と雨との距離をちぢめて
令和六年七月十七日
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すれ違ふ学徒らの背に吹き抜ける 塩素のにほひ夏めきてをり
令和六年七月五日
7
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「あけまして」告げにし声は鼻声で 祝辞に代えて皆で咳き込む
令和六年一月一日
8
否が応にも寝正月になりそう
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山茶花の垣根にそつて歩くとき 落葉焚く火のまぼろしを嗅ぐ
令和五年十一月二十八日
13
あのにおいが好きでした。めっきり...
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昨日より歩をはやめ来る夜とすれ違ふとき 秋の風哉
令和五年九月七日
2
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天蓋のはるか彼方のそのすべて ただ一色の青に染まらむ
令和五年六月十七日
9
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悉く散りゆく春や 山桜花さへもはや無垢を脱ぎにし
令和五年四月二十一日
10
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虫よりも鳥よりもなほ雄弁に ハックションとぞ春を告げぬる
令和五年二月二十六日
7
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あと少し ほんの少しの湿り気が 乾かず今日も部屋干をせむ
令和五年二月四日
6
日照時間があと一時間足りれば乾く...
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久方のクラクションなき国道に いざ始まらむ一年を聞く
令和五年一月十日
5
正月が明けてからでないと「一年が...
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裸木の径に差せる弱き陽の かすかな翳に吐く息の白
令和四年十二月九日
14
冬ですね
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雲の色も 木々の黒さも 僕の影も きみが暴いた夜の輪郭
令和四年九月十日
5
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長雨も蝉らのこへも止みし日の 目覚めに聞こゆ秋のこへ哉
令和四年八月二十一日
4
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春に酔ひ引つぱり出したタンブラーに 昨日と同じ珈琲の味
令和四年四月八日
9
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昨日より西に向かひて沈む陽に 初鶯の声を届ける
令和四年三月十八日
4
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暦では春遠からじ此の頃に 火宅を煽る風ぞ冷たき
令和四年三月十日
5
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麓にてはや咲きにける梅の香を 胸に残して雪を掻きぬる
令和四年二月十九日
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雪国ではないですが、だからこそた...
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喧しき晦日にこそ降れよ降れ 音を食みたる白きをとめよ
令和三年十二月三十一日
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冬木立 枝の彼方の空朱く 今日が暮れゆく 年も暮れゆく
令和三年十二月十一日
10
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颱風は往き西空に陽が沈む 高きを流る薄雲を染め
令和三年十月一日
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幸い身の回りに台風の被害はありま...
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