谷村思亜さん
のうた一覧
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花を待つ 春の日和のうれしさよ 愛しき色に花はほころぶ
令和三年三月十七日
4
まだ1、2輪の開花ですが、うれし...
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二つ三つ 花ほころびて桜花 縁を告ぐる花の心ぞ
令和三年三月十九日
4
桜とは、縁を感じる花です。今年も...
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はじまりの花がほどけて桜花 光の国の開ける予感
令和三年三月十九日
4
桜が咲くと、光の国が現れます。
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花よ花 咲き初めにける汝の色は この上もなき慈愛そのもの
令和三年三月二十三日
4
桜の花の色は、慈愛そのもの・・・
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薄紅の夢見るごとき桜花 何処より来たのか永久の色
令和三年三月二十四日
4
桜の花が咲くさまは、夢を見ている...
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花開き 天上の善降り注ぐ つかの間なれる無二の浄福
令和三年三月二十五日
4
桜が咲くのは、天上の善です。 ...
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花の愛 求め続けた者にこそ 今桜花咲き誇るなり
令和三年三月三十日
4
桜の花の愛を求めていた者に向かっ...
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つらき世につかの間ありて桜花 つらき者らを慰め給へり
令和三年四月三日
4
桜の花は、つらき世のつらき人々を...
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風に散り はかなくなっていきながら 花の思いは名残り名残れり
令和三年四月三日
4
はかなくなってゆきながら、花の思...
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花びらの降り止まぬなり桜花 なれを留める魔法がほしい
令和三年四月四日
4
桜が散ってゆきます・・・ それ...
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花よ花 薄紅色の天と地よ 花を見送る四月二日
令和三年四月四日
4
花が散り、天地が薄紅色です。 ...
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愛しくて 桜の花の愛しくて 花は無心の愛に咲くなり
令和三年四月四日
4
桜の花が愛しい・・・ 桜は、無...
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薄紅の花は静かに降りつのる 時のごとくに花は止まない
令和三年四月六日
4
桜の花が降りつのっています。 ...
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静謐に 最後の花を降らしめて 愛のささやき花は告げにき
令和三年四月七日
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花の最期は、とても静かです。 ...
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悲しみの 爆弾遂に炸裂す 我が断片は風に散りぬる
令和三年五月三日
4
悲しみがついに、爆発してしまった...
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死の際の 苦しみ常に感じてる 毎瞬毎瞬来る日も来る日も
令和三年五月二十三日
4
死に際の苦しみを常に感じている・...
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苦しみに 今にも脱皮してしまう 何かに変化するというのか
令和三年五月二十八日
4
苦しみのあまり、脱皮してしまいそ...
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ここの名は この世で最も悲しき地 涙から海は生じせらるる
令和三年六月九日
4
最も悲しき場所にたどり着いてしま...
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人生が 全て間違いと気づく夜 殺される価値もないかも知れない
令和三年七月一日
4
今までの私の人生は全て間違ってい...
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指先の 内奥は白く燃え立ちぬ 何故まだ平気で生きていられる
令和三年七月四日
4
悲しみに、指先が燃える・・・ ...
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