トウジさんさん
のうた一覧
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飽きなれや万年負ひし一花草如何にか化すや己の性骨
令和三年一月十九日
2
飽きもしないでいつまでも同じこと...
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いなむしろ早瀬に落つは欠片かは挙げて打捨つ気概もなくに
令和三年一月十六日
3
『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあり』...
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辿ろうは心得難しもの多し霧中に途惑う猟人ならむ
令和三年一月十五日
4
知らない道を行くのはわからないも...
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春ならばさべき装いすべきあれ吾には作業着装い拒きむ
令和三年一月十五日
5
春には春なりの服装をするのが本当...
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掻き曇る天が落とすや白粉は移ろう身さえも抱くなるに
令和三年一月八日
5
急な曇り空は雪を降らして辺りを白...
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端には風雪さへも思消賢なるや天の風来
令和三年一月八日
5
風が強かったり雪が舞ったりしまし...
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空蝉の人は物思ひ彷徨ひし獣の振舞ひ生得るからに
令和三年一月六日
4
悩むからこそ人なんでしょうが、た...
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暮からの寒さは凌いだぐい吞みで五臓六腑はアルコール漬け
令和三年一月三日
6
反省の極!
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萎んでたタイヤ張り終え春を待つコロナで中止のサイクリング
令和三年一月三日
6
春にはコロナも消え失せて、去年楽...
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初春の魚信は強しおめで鯛 大海原に期待を込める
令和三年一月二日
4
今年はひとつ大鯛でも釣り上げて良...
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山の端に延びるがごとし鉄の路霜風凍みて竦みたんめり
令和二年十二月三十日
4
今日は冷たい風が吹きすさんでいま...
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愁嘆しこの身の始末あに着かむ心地惑ふも迎ふ年瀬
令和二年十二月三十日
2
新しい年を迎えるのにいつまでも嘆...
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朧げに過ぎてゆくらむ一年や来年こそは働ならし
令和二年十二月二十八日
5
来年は活躍できるよう・・・って去...
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暖を取り餅を焼きたる冬牡丹 癒しは変わらぬアクアセラピー
令和二年十二月二十三日
17
冬牡丹=火鉢といえば暖を取るほか...
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花に風月に叢雲なるなれや驕りといへど放つ列車は
令和二年十二月二十二日
3
ど素人の歌ではありますが気持ちを...
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山辺には住み飽きためり昨日今日寄居虫は生まれ郷海に帰す
令和二年十二月十八日
5
元に戻るもいいかもしれません。
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けにまして乾きたる気の所業なり器を洗うたび霜朽疼く
令和二年十二月十八日
11
食事のあと洗剤で食器洗いをするた...
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軒先に数多の赤き実粉吹きて思い包むもかき分く暖簾
令和二年十二月十五日
8
ある民家にお邪魔したら軒先にいっ...
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一年や流れのままに生きうれど長けるものなく去年に変わらず
令和二年十二月十二日
4
今年も変わることなく過ぎていきま...
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徒移る万や裾と深めれば冬虫夏草成すを免ぜよ
令和二年十二月五日
3
過ぐ時が結局無駄になるというなら...
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