トウジさんさん
のうた一覧
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つゆけしの節になりかや蛙鳴傍ふ今夜はゆるゆる落居る酒を
令和三年五月十四日
4
湿っぽい季節になって近くで蛙の鳴...
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一毛は績みて紡ぐもて成ずなり引かさる吾は豈為果すや
令和三年五月九日
5
一本の糸さえいろんな作業を経て完...
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一年も乗らねば気持ち萎えるなりクロスバイクのタイヤもポシャる
令和三年五月七日
6
コロナコロナと騒がれだしてやめた...
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窓越しに眺める空は澄み渡り出かけようよとコロナに誘う
令和三年五月三日
3
脅しているわけではありませんが^...
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漫ろなる雨は侘び人繕ふや聴入る陽水 ああ 傘がない
令和三年四月二十九日
5
どうでもいいような雨が降り続いて...
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砂握る程もないよな住処なら荒草摘むも気まま勝手
令和三年四月十六日
3
一人だし、誰に気を遣うこともない...
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日常は取るに足りない茶飯事や旅できぬかや西行の如
令和三年四月十六日
6
日常生活もいい加減飽きてしまいま...
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芝桜咲渡りたり野藪に花見えせずも庵で一献
令和三年四月七日
7
手入れもしていない荒れた庭に芝桜...
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花詠めば鶯来鳴くを真似びたり生成りなりてものぞこなひし
令和三年四月二日
8
花=桜を詠んでいたら鶯の声が聞こ...
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生きてなほ酒に耽るが行末なれや花咲く季だに甘露とならむ
令和三年三月二十六日
6
面白いことも何もないから酒を飲む...
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暗闇を一枚開ければ爆ぜるよに赤が支配す架下の飲み屋
令和三年三月二十四日
3
むか~しあるところで・・・もう何...
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青空にピンクの幟はためいて桜祭りの頃なれや
令和三年三月二十二日
4
晴れ間に「桜祭り」と書かれたピン...
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幾度も変わる季節は去るのみぞファイヤーダンスの華やかさよ
令和三年三月十二日
5
楽しいのが一番。
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災害は語り部なくばモニュメント生死の刹那希望と絶望
令和三年三月十二日
4
天災人災にかかわらずただのモニュ...
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朝戸風春立つけらし庵にもいとど花風そばふあるまじ
令和三年二月二十七日
6
今朝は風が強くて、春一番なのかな...
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支払いを媼手間取り詫びて無言若い頃はと曇らす視線
令和三年二月十九日
5
コンビニのレジに長い列ができてい...
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波絶えた街は小雨に濡れ怯う放りだされた子犬のように
令和三年二月十五日
6
今朝は雨に濡れた街がなんとなく寂...
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明暗はさて徒身の寄る辺かな百年案ずは夜錦なれや
令和三年二月十三日
6
夜明け前のまだ暗い時は儚いこの身...
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欲すれどこころよげもの候や汀去らずに漂う朽ち葉
令和三年二月五日
6
水際にはたくさんの枯葉がただよっ...
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仏でも神でもあらぬ人の歌今宵なほまた心に沁みる
令和三年二月五日
7
歌に今昔はありません。今宵も感じ...
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