四季野 遊さん
のうた一覧
(カテゴリー:恋愛 並び替え:新着順)
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乾き行く人の心も分け混ぜて胸に野分けの吹く心地する
平成二十一年八月二十九日
3
寂しくてただ切なくて苦しくてでも...
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夏過ぎて露は残るか明け方は野分乱すや未練の上葉
平成二十一年八月二十九日
1
ほどにはかなき萩の上露でございま...
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夢果てて絡める指も虚しけれ固く抱かれて夜を明かせども
平成二十一年八月二十九日
1
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わが胸は君の癒しのひと時に君の憂いを預かる場所ぞ
平成二十一年八月二十九日
3
他に欲しいものは無いのです。...
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憧れは高みに在るを尊けれ触れても後に光有るかは
平成二十一年八月二十九日
1
憧れの方は遠くに在ればこそ望みに...
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終わり行く夏の名残は涼し夜をフタロシニアンブルーに染める
平成二十一年八月二十八日
2
フタロブルーは深い深い紺色です。
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夜を越えて思い続ける甲斐も無し便り無き夜の朝を数えて
平成二十一年八月二十七日
4
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黒髪を解きなば君の触れたもう今日の名残の香ぞ残すべし
平成二十一年八月二十七日
4
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何処より沸き立つものや村雲にいや曇り行く胸の内かな
平成二十一年八月二十七日
2
疑惑の風、嫉妬の雲、やがて切ない...
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憧れは目も無く口無く翼だけ気持ちばかりが飛び交ってゆく
平成二十一年八月二十四日
1
もし、こうなら、こんなだったら、...
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如何にせん伸ばした腕の指先のほんのその先届かぬ人に
平成二十一年八月二十四日
2
憧れの方は近く遠く
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参道に君を待たせてお守りを鈴虫寺に返しに参る
平成二十一年八月二十三日
1
成就したらお守りは返しに行きます...
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ここかしこ言葉を散らし片付かず大事な言葉は何かの裏か
平成二十一年八月二十一日
2
しばらくショートしています。
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君歌う心の調べ慕い来て心を埋める腐葉土のごと
平成二十一年八月二十日
3
私の精神の栄養となり葉となり花に...
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土用波寄すとも誰ぞ誘い来て幾年離れし海をみせまし
平成二十一年八月十六日
4
せめて風土用波来る磯に立つ 5...
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色褪せた宛名をなぞり開きぬる手紙に浮かぶふたたびの夢
平成二十一年八月五日
1
懐かしい人の書いた私の名前。貴方...
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言の葉の瀬に足捕られ虚ろなる独り夜明けを待つでもなくて
平成二十一年八月四日
5
これはこれで一つの陶酔。
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忘れたい人も残して置く事も三十一文字に詠う人生
平成二十一年八月一日
4
久しぶりにお酒の週末です。
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木漏れ日の眩しき沼をさまよいて何の答えや独り白鷺
平成二十一年七月三十日
2
白鷺も私も独り。木漏れ日いっぱい...
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切なくて無理も言えない逢瀬にて愛しさばかり胸にせきあげ
平成二十一年七月二十九日
3
強がり、愚痴、泣き言。寂しいとだ...
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