四季野 遊さん
のうた一覧
(カテゴリー:恋愛 並び替え:新着順)
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今はまだ霧氷のままぞ心には春は名のみの森の記憶は
平成二十四年三月二十五日
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何もかも記憶のかなたに離れて行っ...
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君の名をたどれば指はふるえして梅の香りに今を知りぬる
平成二十四年三月二十五日
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月日は去って、取り残される時間。...
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久方に見上げし西の夕空に月と星あり今も昔も
平成二十四年三月二十五日
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本当に久しぶりに帰って来ました。...
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口は裂け眼は燃え上がり吊上がり嫉妬に狂う美女の哀しさ
平成二十三年十一月十四日
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なんと呼ぶ何と呼ばれる胸の鬼
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嘘つきと彼を責めるな鏡には我に嘘つく嘘の笑みあり
平成二十三年十一月十四日
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本当の恋を知らない蝸牛
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だまし絵を心に掛けて疑いの心をだます我ぞ哀しき
平成二十三年十一月十四日
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だまし絵に住みたい今日はうろこ雲
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いつの世をいつに数える転生を信じるだけの恋心かな
平成二十三年十一月十四日
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いつだって七色の嘘秋の暮れ
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はやにえを何処の枝に刺し殺す百舌鳥になりたし君を狙いて
平成二十三年十月七日
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高鳴きを恋し憎しの魂に
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奇跡なるめぐり合いてふ何処なる荒れ荒れてゆく秋の庭にも
平成二十三年十月七日
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秋萩にはじける珠よ雨の後
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夢の如五年数ゆ水無月に深き縁を断ち切れるかは
平成二十三年九月十八日
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雨ですと見上げる頬に君の指 ...
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頬拭うその人となく目をやれば迎え別れの駅の哀しさ
平成二十三年九月十八日
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入場券改札に置き秋の暮れ
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静やかに雲間の青を楽しみて到来物の紅茶を淹れる
平成二十三年九月十六日
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藤袴 矢車草の紅茶にて ト...
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指先のほんのかさつく朝が来て秋宿るかも萩を折る庭
平成二十三年九月十六日
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紫の萩の散らばるタイルかな
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寂しさを抱きしめて行く恋ばれば花占いの花と棄てたし
平成二十三年五月二十五日
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誰が踏みて折れた先にも月見草あまねく月の光に答たう
平成二十三年五月二十二日
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月を見て月に恥らう月見草
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膝までも届かぬ草の背伸びして紅き蕾みを今日ほころばす
平成二十三年五月二十二日
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在来も負けるな空き地の草戦争
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ぬくもりを恋焦がれてたあの頃に今日も戻って君に逢い行く
平成二十三年五月二十二日
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半分はあの人のもと君の月
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道ならぬ恋に耐えつつ道ならぬ恋の悩みを導いており
平成二十三年五月二十二日
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人生を矛盾と名乗る真面目者
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願わくば遠き時代の埴輪などに身を変え君のそばにいきたし
平成二十三年三月二十日
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きみなくてなんのさくらぞゆうつつ...
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青麦の冬越えに似て踏まれつつ今日を迎えて昨日を送る
平成二十三年二月十一日
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麦秋を夢に見るかや風二月
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