詩月恵さん
のうた一覧
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首傾げ鏡の前でポーズとるあなたの好きな彼女を真似る
平成二十三年十月二十八日
8
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いつまでも君が消えない雨の夜傷痕なぞる指の冷たく
平成二十三年十月二十七日
8
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真夜中の囁く君の声が好きどきどきしたりぽわんとしたり
平成二十三年十月二十五日
8
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暑すぎた夏が過ぎ去り軒下に取り残された風鈴が泣く
平成二十三年十月二十二日
8
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お互いの足りないところ埋めるため抱きしめ合った一夜の奇跡
平成二十三年十月二十二日
5
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優しさが沁みる貴方の腕のなか告白できない罪が増えていく
平成二十三年十月二十二日
4
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教室の掃除当番軽々と机を運ぶ背中にどきん
平成二十三年十月二十二日
4
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がらがらの電車でぽとり涙落ちあなたが過ぎる鈍色の空
平成二十三年十月十八日
12
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公式は忘れたけれど5限目のきみの寝顔はまだ覚えている
平成二十三年十月十五日
33
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初めての街がなんだかなつかしいあなたのかけらまだ残っている
平成二十三年十月十四日
5
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五年越し大阪の街で鬼ごっこ追いかけたのはきみの幻
平成二十三年十月十一日
16
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金木犀あなたがそばにいることのうれしさふわり香る秋の日
平成二十三年十月四日
20
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ひとしずく落ちた涙は秋のせいあなたのことは関係ないし
平成二十三年九月三十日
11
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遠すぎず近づきすぎないこの距離にまだもう少し甘えていたい
平成二十三年九月二十六日
17
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変わらない優しい声にほっとするやっぱり君がまだ好きみたい
平成二十三年九月二十四日
11
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真澄鏡あなたはきりり正しくてわたしを少し気後れさせる
平成二十三年九月十三日
6
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狼になったあなたを見たいから月の光を浴びて待ってる
平成二十三年九月十二日
10
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涙雲泣いたら負けと唇を噛んであなたを切った真夜中
平成二十三年九月二日
5
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噴水の虹をあなたとつかまえる2011光化門広場
平成二十三年九月二日
4
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あなたにも聴こえてますか色のない風の囁き「ひとりじゃないよ」
平成二十三年八月二十七日
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