羽さん
のうた一覧
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行きましょう春は名のみの寒さでも喫水線が穏やかならば
平成二十二年三月七日
22
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銀盤の孤独はエッジの先端に削れる氷のいたみにも似て
平成二十二年二月二十六日
22
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生きるため書き換えられた記憶にも今宵ましろい雪が降りつむ
平成二十二年二月二十三日
17
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せつせつと語る言葉を甘受してかじる林檎にやわらかい蜜
平成二十二年二月十一日
22
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夢をみる頃は過ぎても薔薇の香のハンドクリームやわらかに塗る
平成二十二年一月二十七日
21
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「げんじつ」と言葉にすれば現実は少しかたくて舌にざらつく
平成二十二年一月二十七日
23
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瑠璃色のシフォンフリルは架空なるものを求めてゆらめくばかり
平成二十二年一月二十七日
8
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朽ちかけた木の幹を這う虫ならば覚悟をきめて寒空に飛べ
平成二十二年一月二十二日
10
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黙りこむ君は突然冬枯れの木立を抜けるまなざしをして
平成二十二年一月二十二日
21
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青空に俄かに響く雷鳴によどむ自分が映しだされる
平成二十二年一月二十二日
11
晴天の霹靂。
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戦わぬ属性なのだと言い聞かせ虚心をたもつ真夜中もある
平成二十二年一月十日
28
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うつくしい森ひとつ越えてきたような今朝のあなたのひかるくるぶし
平成二十二年一月三日
34
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根を張らず生きていけると知ったからエアプランツのように自由だ
平成二十一年十二月三十一日
15
歌の心を自由に飛躍させていきたい...
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誕生のなかに潜んだ死の影を忘れるために磨かれる靴
平成二十一年十二月二十六日
11
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パルメザンチーズこぼしたキッチンにほつほつと咲く冬のたんぽぽ
平成二十一年十二月二十一日
18
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返り血をあびたその手を赦すように諭すように降る 雪はやさしい
平成二十一年十二月十九日
15
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日をあびた棚に寂しき三冊の短歌雑誌をかかえて帰る
平成二十一年十二月十一日
14
リサイクルブックフェアの売れ残り...
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慇懃な言葉で武装するきみは刺し違えてもきっと死なない
平成二十一年十二月二日
22
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破調から乱調に向かう心地してざわめく胸にひと呼吸おく
平成二十一年十一月二十七日
15
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いびつなるものを抱えるかなしみはほどけきれない夢の結び目
平成二十一年十一月二十五日
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