銀さん
のうた一覧
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散り散りになる雨音の波間から赤い紳士は背筋を伸ばす
平成二十一年六月六日
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90度 曲がれるうちに曲がっとけ振り向かなくていいから、いまは
平成二十一年六月五日
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崩壊の命令待ちでばらまいた氷のなかをすこやかに眠る
平成二十一年六月五日
2
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到着の予定は紙上より零れ混濁してく音色と夜明け
平成二十一年六月五日
1
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停滞す意識はま白き鳩の背に「リサイクル可」の文字を見つけて
平成二十一年六月五日
1
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手放せば指先だけが知っているあの子にハンカチ落としてみたい
平成二十一年六月四日
2
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つま先で捕えたきみは夕焼けの震えてる影 抱きしめていた
平成二十一年六月一日
3
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シーツまで無味無臭なる深夜にはおなじわたしの羽化がはじまる
平成二十一年五月三十日
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アサガオにきみが放った散弾はきらいすきすき麦チョコレート
平成二十一年五月三十日
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閉じられし眼は時も恐れずに乳房ほお張る 紫陽花は青
平成二十一年五月二十九日
1
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カーテンを揺らす木漏れ日みどり児の匂いの夢はやわらかく咲く
平成二十一年五月二十七日
2
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その指が何千回と愛を研ぎすくすく育て魂ひとつ
平成二十一年五月二十七日
2
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埋め尽くすかすみ草抱きあたたかな子の子の子らのほっぺたを食む
平成二十一年五月二十二日
3
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形見分けしてくださいと羽根盗む青のまんなか小鳥の五月
平成二十一年五月十六日
4
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無理してもしなくてもいい口笛を途切れさせたら本気の合図
平成二十一年五月三日
3
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ざわめきの藤は乱れてことさらに小さき爪へ口づける午
平成二十一年五月二日
2
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足し算もできないのかとガチャピンがわたしをなじる ミドリのくせに
平成二十一年四月二十八日
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挽きたての思いは粒子になりましたあとはあなたの涙ください
平成二十一年四月二十七日
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まっすぐにわたしになろうと決めたのにその嘘に揺らぐ なんてなんて嘘
平成二十一年四月二十六日
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前足と後ろ足だねこの距離は縮まらないよ 手放す他は
平成二十一年四月二十六日
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