銀さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 日だまりの銀杏おりおり重なりて標となりぬ一枚を秘す 平成二十一年十一月十三日 4 もっと見る
- ひだまりに伸びる猫ありひだまりに丸まるわたしの影も丸まる 平成二十一年十一月九日 4 もっと見る
- ひだまりに許す猫あり肉球の示す明日につつましく虹 平成二十一年十一月九日 2 もっと見る
- 午前五時麺麭ノ膨脹ヨリ早ク純心揮発警報発令 平成二十一年十一月三日 1 もっと見る
- ほどかれて朝に溢るる露のいろ青菜しずかに腕おろせば 平成二十一年十一月三日 4 もっと見る
- 秋桜を手折れば北風ふくらんで天使に差し出す いのちよ狂え 平成二十一年十一月二日 8 もっと見る
- にんげんの、むねのしずかなる場所にそれは眠っているからぬくい 平成二十一年十月三十日 3 もっと見る
- すんません、もう食べません、ホンマです影たおやかに見上げられ秋 平成二十一年十月二十六日 2 もっと見る
- 歩かねばゆけぬ朝までもう少し前髪を切れ 空を見たくば 平成二十一年十月二十六日 2 もっと見る
- ぽろぽろと君が鱗を落とすまで月は美しかったのでしょう 平成二十一年十月二十六日 13 もっと見る
- 蛇口より正しく滴は落ちてゆき吾の腕さらに沈む宵闇 平成二十一年十月二十五日 3 もっと見る
- ほんとうはわしにつかまりたいはずだぁ！夜明けのとっつぁんくよくよすんな 平成二十一年十月九日 10 くよくよすんな は すごいいい言... もっと見る
- われもまた餌食になる日を潜ませて笑う子寝る子朗らかなる午 平成二十一年十月九日 1 甥の笑顔が活力。 もっと見る
- 紡がれたはずの繋がり透き通り数える糸は風に凍えて 平成二十一年九月二十八日 5 ともだち って なんだ もっと見る
- 彼岸花狂えば満ちる真昼間をただ黙々と飲み込む乳児 平成二十一年九月二十四日 6 もっと見る
- かんたんにやわらかく切り取られたる幼児のままのあかい心臓 平成二十一年九月二十一日 2 小さい頃からのネガティブな思いは... もっと見る
- 握られて握り返して伸びてゆく手の手の手の手くよくよすんな 平成二十一年九月六日 2 カテゴリは にんげん かな。 もっと見る
- すず虫の軽き呪縛は宵やみに羽根の雨降りしきるも止まず 平成二十一年八月二十八日 3 出会いも別れも必然ならば、ここに... もっと見る
- ビロードを纏った背中ゆらめきてあなたの煙草の最後の呼吸 平成二十一年八月十六日 2 もっと見る
- 開閉すまつ毛に喰われそうな夜カタカナばかりの酒を注ぎぬ 平成二十一年八月十六日 2 もっと見る
