銀さん
のうた一覧
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この膳を幾万人のわたくしが素材に戻すリノリウムの床
平成二十九年十月十二日
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だれもその先を知らないクリーニングさとうの時計は4時50分
平成二十九年十月十二日
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時計とは何なのか
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生くるため誰かの命が生みだした生に抗うという錠を飲み干す
平成二十九年十月十四日
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来春の花は望めぬ廃墟から魂を抜く行いを見る
平成二十九年十月十四日
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取り戻すわたしのかたち花園の蜜の香りのボディクリーム
平成二十九年十月二十三日
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ただ音を求めるために話しだす誰も傷つかない誰もいない音
平成二十九年十月二十六日
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ほほとほほこゆびなかゆびくすりゆびねつがまじわりますごちゅういを
平成二十九年十月二十七日
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朝のないスクランブル交差点にはあの子が死んでる屋上があり
平成二十九年十月二十七日
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誰ひとり知る者のない時代にもここに居て欲しい本を借りてる
平成二十九年十月二十九日
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早漏の言葉ばかりでうずもれて身に染む雨の痛みまろやか
平成二十九年十月二十九日
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初めての携帯電話の匂いする路面電車がわたしを乗せて
平成二十九年十一月一日
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のび太なら月の帝国へ行けしかも真白に浮かぶ秘密の道で
平成二十九年十一月二日
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たとえばガラスフィルムの気泡ほどの君の悩みとしてのぼく
平成二十九年十一月三日
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この顔に生まれたかったひとのいる液晶画面を消してみる夢
平成二十九年十一月六日
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数多ある星瞬いて変わらない道に降るまま防護服の熱
平成二十九年十一月十三日
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異星人ごっこをしようこの星もきみも知らないまっさらな僕
平成二十九年十一月十三日
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内臓も骨をも溶けてこの星になるからこの愛も溶けてきえるよ
平成二十九年十一月十五日
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求むべき解もない朝透明の実を結びあうはなみずき立つ
平成二十九年十一月二十三日
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帰りたいゼムクリップは故郷の時雄の腕を思い出してる
平成二十九年十二月十五日
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意識する生命体であることは無数の無意識の結び合うまま
平成二十九年十二月二十一日
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