銀さん
のうた一覧
(カテゴリー:恋愛 並び替え:新着順)
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はじめての角は折られて罪深き傷になるまで刻まれてをり
令和二年六月十八日
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幾重にもつながる折り目この谷にきみが残したわたしがひとり
令和二年六月十八日
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ここが首ここが翼になるように折り目を付けたわけじゃなかった
令和二年六月十八日
4
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炊きたての湯気は知らない戻らないひとの茶碗によそわれている
令和二年六月十五日
3
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唇をなぞる指先まぼろしはいつも涙は拭ってくれぬ
令和二年六月十四日
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まぼろしに急かされて撮る紫陽花のいつもかの人抜け落ちており
令和二年六月十三日
3
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秒針のかすかな震えいくつかの遺言とともに恋は死にゆく
令和二年六月十三日
7
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息の根が止まるまでもう少しだけ見つめることも許されぬ恋
令和二年六月十三日
2
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笑うように泣きだしたのは抱擁の定義と同じ綿毛飛びたつ
令和二年六月十三日
3
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体温のわかる距離まで目を閉じて熱を与えて祈りは消える
令和二年六月十三日
6
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終わりかたなんて知らない映画なら歌なら恋でさえなければ
令和二年六月八日
4
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合言葉もたないままで揺れているシロツメクサに象られをり
令和二年六月八日
2
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何者になるのだろうかあの夜にきみが溶けだしていったからだは
令和二年六月八日
3
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救急車過ぎるつかの間生まれては消える祈りを見つめておりぬ
平成三十年十一月三十日
2
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好きになる才能はない 守れない約束をしたいしたくない
平成三十年七月十四日
7
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なりたいと思うひとにはなれなくていつもまあるく深爪をする
平成三十年三月一日
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EとFの間に落ちていくようにきみの名前を繰り返している
平成三十年三月一日
6
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もう来ない街の交差で見失うオリオン冬の大三角形
平成三十年三月一日
4
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聞き分けのよい子にさせて呼吸ごと雪に奪われてしまえと言って
平成三十年一月二十五日
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いつだって終わるから始まる初雪のなかに隠れた受諾信号
平成三十年一月十二日
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