山本克夫さん
のうた一覧
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それからです雨の領域にとらわれて大粒の涙を流すのです
平成二十二年二月二十七日
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何もない部屋に似合いの壁面収納カタログをながめてすごす
平成二十二年三月八日
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金色のドアノブを掴んだことに気づかずもう一度目を閉じました
平成二十二年三月十日
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うすよごれた身体をつつむボディソープの泡だけがやさしい
平成二十二年三月十二日
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三日月の尖端におそるおそる触れてゆく指先はいつも淋しい
平成二十二年三月十二日
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檸檬からしぼりとる感情をわすれてきた三年前の夏の日差し
平成二十二年三月十三日
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やがて海を抜け出したクジラの群れが衛星軌道をこえてゆく
平成二十二年三月十四日
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リアリティなんてもうどうでもいいじゃん絹糸に巻かれて書き綴る詩
平成二十二年三月十六日
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さくら さくら 森山直太朗が生涯をかけて叫び続ける春なのだろう
平成二十二年三月十六日
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閉ざしてはいけない意味ようなものが春風の土手にはえている
平成二十二年三月十六日
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もうひとつあるとすればガラスの靴の片方が残されていた理由
平成二十二年三月十七日
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真っ赤なレゴブロックで積み上げた嘘つきだらけの街をこわそう
平成二十二年三月十七日
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すこしずつ丸まってゆく岩のふちをずっと見守っていた川
平成二十二年三月十八日
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ゆびさきから短波受信機がこぼれ落ちて星からの耳鳴り
平成二十二年三月十八日
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よろしければ四月の腕をもつあなたへわたす桜の花びら
平成二十二年三月十八日
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ひとつぶひとつぶが強力な毒薬のようだ真っ赤な真っ赤な火星の砂
平成二十二年三月二十日
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満月のひかりを手に持ちそこねてまた少し欠けてゆこうとする
平成二十二年三月二十日
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あなたらしきものを支えとし残照わたしは何処へゆこうとするの
平成二十二年三月二十一日
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アリラン 峠から四月の腕が伸びてきて桃のベールを掴もうとする
平成二十二年三月二十一日
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宮殿から見下ろした月の砂漠を織り込んでゆくペルシャ絨毯
平成二十二年三月二十二日
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