山本克夫さん
のうた一覧
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とうめいな手紙にとうめいな意思をつたえるとうめいな文字で記す
平成二十一年一月二十五日
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ゆるされることのない真っ黒な指先でまたひとつ潰す小さなカシス
平成二十一年一月二十五日
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うたごえをわすれた鳥が水辺へとおりるのをねらいうつように 虐
平成二十一年一月二十五日
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隔たりもなくしてあげましょう硬質な窓をあけてゆれるカーテン
平成二十一年一月二十四日
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盲爆とうずきはじめたこころをだいてなぜ未来へと歩みはじめた
平成二十一年一月二十四日
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不確かな沈黙のおとずれた砂漠の街に少女は何を祈るのでしょう
平成二十一年一月二十四日
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真実を記す本を手に取る図書館の貸し出しカードは作れなかった
平成二十一年一月二十三日
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活字からのがれるようにめをとじる図書館の午後は妙にけだるい
平成二十一年一月二十三日
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沢山の犠牲を強いて奪取する荒れ果てた丘の上に建てる図書館
平成二十一年一月二十三日
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百万回ネガティブと綴り真っ黒になった紙をくしゃくしゃに丸めて捨てる
平成二十一年一月二十一日
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この街の駅前はマイナーコードかき鳴らす孤独なギタリストばかりで
平成二十一年一月二十一日
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あなたが動詞としてあるのならわたしは助詞として隙間をうめる
平成二十一年一月二十日
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とまったらしんでしまう魚のような観念においたてられて はしる
平成二十一年一月二十日
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のぞんでもいない夢をかたってはたまに良い人とまちがえられる
平成二十一年一月二十日
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わたくしといふ形式のなかに傲慢で否定し得ない蠢きがある
平成二十一年一月十八日
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安全なところでなにを語らうとも軽い言葉が消えてゆくのだ
平成二十一年一月十八日
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かなしみにぐすぐす濡れる物体を拾ったらわたしの抜け殻でした
平成二十一年一月十七日
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僕たちはたぶん何処かでかなしみを踏みつけながらいきているんだ
平成二十一年一月十七日
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とてつもない国語学者になってかなしみのない辞書を編纂する
平成二十一年一月十七日
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さきのことだれもわからないから一瞬のぬくもりをしんじてねむれ
平成二十一年一月十六日
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