山本克夫さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 揺れ 揺れ 揺れ 軋み始めた星にゆるやかな感情の羽根をもとめる 平成二十年十二月二十七日 2 もっと見る
- 花時計 正午 明日の天気は晴れとしんじてひらく牛乳パック 平成二十年十二月二十七日 1 もっと見る
- 弱すぎてとどかないのか わたしには 水中から見上げるやうな冬の陽 平成二十年十二月二十四日 3 もっと見る
- 左手に赤いボタンを持ちながらつまらん傘を売りつける奴 平成二十年十二月二十三日 1 もっと見る
- どす黒いキノコ雲から降る雨にこんな傘では濡れてしまうわ 平成二十年十二月二十三日 1 もっと見る
- わがままな色白雨男がじまんげにひろげるどす黒い核の傘 平成二十年十二月二十三日 2 もっと見る
- 冬眠をするべきなのだ ねがわくばこの冬かぎりはムーミンとなれ 平成二十年十二月二十日 4 もっと見る
- レレレのをぢさん掃ゐてもはゐても終はりなき銀杏並木が黄色の輪廻 平成二十年十二月十九日 5 もっと見る
- 西からの雨の氣配をかんじとりカラスは夕刻の喧騷にくははる 平成二十年十二月十八日 2 もっと見る
- そらからのなげきのやうに傲慢なわたくしにふりそそぐ酸性雨 平成二十年十二月十八日 8 もっと見る
- しんけんに砂漠化をうれうところの雨男雨女たちよあつまれ 平成二十年十二月十七日 1 もっと見る
- いつまでも降らない雨をまちわびて枯れそうになるにんげんなのに 平成二十年十二月十五日 3 もっと見る
- 今日もまた屋上にのぼりどす黒い嫌悪あらいながす雨を待ってる 平成二十年十二月十五日 4 もっと見る
- どうしても変わりようのない殻にあたる雨音をだけを受け入れている 平成二十年十二月十四日 5 もっと見る
- とかなんとかいいながら雪になったら電車がとかいうつまらない僕だ 平成二十年十二月十四日 1 もっと見る
- 雨だ 雨がそのままふりつづき雪にもならん ここはつまらない街だ 平成二十年十二月十四日 1 もっと見る
- ゆうべからうきうきなわけはこんなにも街角が白にそまるからだ 平成二十年十二月十二日 2 もっと見る
- ゆきになる確率がたかいあけがたの音はくぐもるようにささやく 平成二十年十二月十二日 5 もっと見る
- さくさくと紅い絨毯ふみながら冬の映画祭会場へむかう 平成二十年十二月九日 1 もっと見る
- 午後四時の影の長さにしんしんとちかづく冬の姿がみえた 平成二十年十二月九日 4 もっと見る
