山本克夫さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
- 泣かないでよかった見上げれば遠からず春がくることを知る蕾 平成二十一年二月二十六日 4 もっと見る
- 二月のつめたい雨粒がいつまでも降りそそぎ誰も赦してはくれない 平成二十一年二月二十四日 11 もっと見る
- くりかえす朝の通勤の行程の中ふいにまぎれこむ確かな梅が香 平成二十一年二月二十三日 1 もっと見る
- 新作の映画のレビュー読んでとりあえず新緑の季節が来るのを待つ 平成二十一年二月十九日 0 もっと見る
- 昨日やさしくしてくれた陽が猛然と牙をむく裏切られたと思う早朝 平成二十一年二月十七日 1 もっと見る
- 春風を信じるようにひらめかす僕の穿けないスカートを穿く 平成二十一年二月十六日 3 もっと見る
- 吐く息の白はうすれる先驅けを感じるやうな梅林をゆく 平成二十一年二月十二日 0 もっと見る
- 立つ春の庭に殘りし梅の木は主なくとも花を咲かせり 平成二十一年二月十二日 2 もっと見る
- 水鳥の羽ばたきが湖底に伝わるころに目をさますやさしげな真ブナ 平成二十一年二月七日 0 もっと見る
- プラタナスただ街路樹として街角に穏やかな時の訪れを待つ 平成二十一年一月十八日 2 もっと見る
- 昨年より十四日もすぎれば新年も昨年とおんなじような新年 平成二十一年一月十四日 0 もっと見る
- あかねいろにそまった場所をただデジカメの記憶として保存する 平成二十一年一月十二日 0 もっと見る
- 雪から晴れにかわる明け方のわたしの心はしゃらしゃらら響く 平成二十一年一月十日 1 もっと見る
- 雨から雪にかわる静けさに ああ 耳をすまして動けず 平成二十一年一月十日 1 もっと見る
- 曇りから雨にかわる感情に手にした傘は まだ させないでいる 平成二十一年一月十日 1 もっと見る
- 支払う者がきえてしまった大地にゆっくりとふりつもる請求書 平成二十一年一月九日 1 もっと見る
- 寒空にわたしが凍りつくまえにわたしの蛇口をすこしだけひねる 平成二十一年一月八日 0 もっと見る
- いま みてる 僕なんか 簡単に 吸い込まれてゆきそうな青空 平成二十一年一月六日 0 もっと見る
- もうそんな青空とかの雰囲気にうかれるような僕らではなく 遠 平成二十一年一月六日 2 もっと見る
- いまここに僕はいるのにつまらないつまらないよねつまらない空だ 平成二十一年一月六日 0 もっと見る
