山本克夫さん
のうた一覧
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宇宙船のゆりかごの中に目を覚ます 朝焼けは遥か遠き地上のことば
平成二十一年十月十六日
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息がきれるまで走る 蒼色のスニーカーのゆく先に空の一角がある
平成二十一年十月十六日
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誰も理解してくれない都会のなかで隠された地雷が花を咲かせる
平成二十一年十月十六日
2
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明けがたの冷気にみちびかれて求むべき声がたしかに聞こえた
平成二十一年十月十五日
2
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永遠の約束をやぶられた鳩が嘆く どこまでが空 どこまでが私
平成二十一年十月十五日
7
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一日によいことが二つほどあれば一つは未来にとっておければ
平成二十一年十月十五日
5
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自転車のサドルをあげてどこまでもマジックアワーをつきすすむ
平成二十一年十月十四日
3
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十月の街がとぎれとぎれのため息をグレーの空に放ちはじめた
平成二十一年十月十四日
2
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くらやみのなかの蝙蝠すこしだけ羽根がもとめたひかりある空
平成二十一年十月十四日
3
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薄闇に同化してゆくようなやや淋しげなフランス映画の字幕
平成二十一年十月十三日
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うそつきなあなたがまだしもすぎてゆくどれだけの嘘と共に
平成二十一年十月十三日
2
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あるいは完全であることを否定しながらも描こうとする真円
平成二十一年十月十三日
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冷水のなかのトマトひとつひとつが震えるような赤いくちびる
平成二十一年十月十二日
3
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虹色のタイムマシーンで三億年前の虹を見に行きそうになる虹だ
平成二十一年十月十二日
3
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悪夢ばかり食べ続けてくれた獏にありがとうと言って別れた
平成二十一年十月十二日
3
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そっとしてほしいタンポポによりそってひとり風を孕んで飛んだ
平成二十一年十月十二日
4
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つま先でたちあがれば誰でも少しだけ空にちかづいてゆく
平成二十一年十月十一日
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空洞はたのしいでしょう何も考えなくてたのしいでしょう
平成二十一年十月十一日
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風の通り道を教えてくれた鳥が風にあおられておちてゆく
平成二十一年十月十一日
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言い出せない事は心臓に手をあてて鼓動と供に吐き出した
平成二十一年十月十一日
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