山本克夫さん
のうた一覧
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満月のひかりひろがる天空のうさぎの話をしてくれたまえ
平成二十二年十一月二十七日
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ゆく場所があるのでしょうね明け方の空の東へ飛び立つ鳩は
平成二十二年十一月二十八日
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一生に一度は女人の帯を引き「お代官さまあー」と言われてみたい
平成二十二年十二月十三日
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許してはくれない棘が喉もとに出かかる声を突き刺すのです
平成二十二年十二月三十一日
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未知数をかぞえていたら彼方から夕日のような数学者くる
平成二十二年十二月三十一日
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夕暮れが傾く方に傾けばわたしも紅く染まるのでしょう
平成二十三年一月十一日
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ただ空が問答無用に青いからあなたと共に飛行機雲だ
平成二十三年二月十四日
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三毛猫の尻尾にふれる春の日の予定表には日だまりと書く
平成二十三年三月三日
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生きていることの何かを羨むようにあなたの流す雨が冷たい
平成二十三年三月八日
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海辺からどちらともなく手をつなぐ炭酸水の気泡のひかる
平成二十三年四月二十五日
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いつまでも泣かなくていい五月なら海のふるえの温めるから
平成二十三年五月四日
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夏空の青を証明したいから君のプールに高飛び込みを
平成二十三年五月五日
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向日葵になりそこねては幾度なく向日葵ばかりの本を手に取る
平成二十三年五月七日
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図書館を建てたのでしょう新緑を貸し出しカードの表にのせる
平成二十三年五月七日
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気が付くと蕾であったいもうとが花を咲かせる姿勢のようだ
平成二十三年五月十六日
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忘れたら卵を抱いて生命のひかりのように集まりなさい
平成二十三年五月二十七日
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それは見た事も逢った事もないひとの誕生日を祝う真夜中
平成二十三年十二月十八日
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指切りをした頃だろう風の音なつかしいのは頬のふれかた
平成二十五年六月一日
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鍋の底にわすれさられた豚肉がちいさくなって雑炊にいる
平成二十年十一月二十日
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ゆきになる確率がたかいあけがたの音はくぐもるようにささやく
平成二十年十二月十二日
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