山本克夫さん
のうた一覧
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マフラーを見つけそこねた明け方はどうしようもなく細いくびすじ
平成二十二年十一月七日
1
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掌のあたため方を真夜中のロイヤルミルクティーなら知っている
平成二十二年十一月七日
8
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いずれは朽ちてゆく大木の根元に苔はうれしそうに輝いている
平成二十二年十一月一日
2
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ゆくえ不明の鳩がおります夕刻にオペラ座辺りで見かけましたか
平成二十二年十一月一日
2
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たちあがる塔がどこかにあるならば手をふりながらおはようを言う
平成二十二年十一月一日
1
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純水のボウルにひたす純粋なテーブルクロスになれない布を
平成二十二年十一月一日
1
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おそらくは鳥になれない夕やみに漂うだけの羽毛をつかむ
平成二十二年十一月一日
10
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紅い紅い意識をひとつ鞍に乗せ泣いていました跳ね馬の背
平成二十二年十月二十八日
3
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十時十分三十秒一日を二回だけ丁寧に三等分に切り分ける
平成二十二年十月二十八日
1
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繊細な歌を信じたアナログのレコード針はすり減ってゆく
平成二十二年十月二十四日
6
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ひかりある兎のぬいぐるみを抱いて月へと向うしずかな夜だ
平成二十二年十月二十四日
4
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画一にティッシュを配る僕たちのティッシュ配りが増え過ぎている
平成二十二年十月二十四日
3
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ミントガムみたいな切符にぎりしめ何処へゆこうか銀色列車
平成二十二年十月二十四日
10
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救済が在るとして巻き上げるカルボナーラに天のフォークを
平成二十二年十月二十四日
3
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妖精があらわれて卵料理をえいえんのいのちに変えてゆく
平成二十二年十月二十三日
1
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探しています惑星が水の星だった頃のありふれた魚の記憶
平成二十二年十月二十三日
4
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フラスコに時間旅行の真似をして理科教室の秋のゆうぐれ
平成二十二年十月二十三日
2
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液晶のパネルのなかの友達は嘘つきだけど優しいでしょう
平成二十二年十月二十三日
7
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透明な螺旋をひとつ上りゆく意味が空から下りてくるまで
平成二十二年十月二十一日
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もう忘れることがすべての湖に月のあかりをわけてください
平成二十二年十月二十一日
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