山本克夫さん
のうた一覧
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届かない空のことを考えて両の手をコートのポケットに入れる
平成二十一年十二月二十四日
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そらの意思をたしかめるようにゆきが北の国境線をこえて 真白く
平成二十一年十二月十六日
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どこまでもゆけるETC振り回して海沿いの国道とばせば 朝焼け
平成二十一年十二月十八日
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世界の屋上で鳩の言葉のわかる老人となって平和をかたる
平成二十一年十二月十九日
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朝焼けは手を差し延べてくれるのでしょうひかりやさしい
平成二十一年十二月二十日
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とりたててみれんもない自叙伝をBOOKOFFまで売りにゆく
平成二十一年十二月二十一日
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かるくコートはおり宇多田ヒカルなんて歌いながら冬街をゆく
平成二十一年十二月二十五日
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つちふまずがほんとうの温もりを知らず泣きはらすアスファルト
平成二十一年十二月二十六日
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罫線の曲がりかけたノートの隅に丁寧に字を書いているなんて
平成二十一年十二月二十八日
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変数の宣言が偽りでふたりリビングルームに降り積る嘘
平成二十一年十二月三十日
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夕闇にアンドロイドの腕を持ち暗い隙間をこじ開ける
平成二十一年十二月三十一日
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月のひかりでやいた目玉焼きにキラキラの食卓塩をふりかける
平成二十二年一月三日
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オール電化マンションで消えてゆくかつて与えてくれた火よ
平成二十二年二月一日
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はかりしれない大きさの水槽のなかに泡がうまれてはきえてゆく
平成二十二年三月九日
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いずれ宇宙考古学者がみつけるために午前零時の月の紋様
平成二十二年三月十七日
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よろしければスーパーの棚いちめんをうめつくすさがほのか
平成二十二年三月十四日
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決められたようにエレベータは開き 天上天使売り場で御座います
平成二十二年三月十六日
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かろうじて月明かりの下で未来へ手紙を運ぶ郵便配達夫
平成二十二年三月十八日
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「愛は光速で現れて去ってゆくもの」と、天文学者の君が言う
平成二十二年三月二十二日
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温かいココアが温かいままであるように微量の嘘をとかしこむ
平成二十二年三月二十八日
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