里香さん
のうた一覧
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飴玉の薄くなったを 割らぬよう 舐め回すよう 笑顔を探る
令和四年二月十九日
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夢の中 いさかいののしり 怒れども 覚めれば何と 笑いとなりぬ
令和四年二月十六日
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イライラして目が覚めましたが、そ...
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どこまでも 追いかけるのだと 空を見た 青から夜へ 変わりゆくとき
令和四年二月十六日
1
空を見た、空だけを見ることのでき...
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つらぬけば 玉となるべし 徒に 散らしたもうな その志
令和四年二月十六日
5
白露に 風の吹きしく 秋の野は ...
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大事だよ とは言い切れず バカ騒ぎ 笑ってほしくて おぼえてほしくて
令和四年一月二十九日
0
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濃く赤く 落ちるときまで まっすぐに 強くあかるい 緋寒桜さく
令和四年一月二十六日
8
ヒカン桜、寒緋桜とも言います
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せいいっぱいだ 死にたい奴の 一日は 生きたい奴の 明日なんかより
令和四年一月二十五日
11
すこし、いやかなり傲慢です。
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指先に 歯茎に 痛み味わわせ 古びた心 嚙み砕く音
令和四年一月二十五日
5
明け方に製氷皿をねじったら古びた...
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怠惰ゆえ なくした記憶 忘れたくなかったんだと訴える夜
令和四年一月二十五日
5
よく忘れ物をします。 どこに置...
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だらだらと 口からこぼした 唾、言葉 価値にしたくて 意味にしたくて
令和四年一月二十五日
4
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俳句から 短歌、ポエムと広がって 承認欲求、証明欲求
令和四年一月二十三日
5
短くまとめるのが難しくなってしま...
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刹那でも 蓼食う蛍で ありたいな 朝顔もなく 起き食い寝る日々
令和四年一月十八日
5
「草の戸に我は蓼食ふ蛍哉」 (其...
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ただ兄が 前を行くから ただ後を ついて行ったの からっぽのまま
令和四年一月十七日
7
それが私の恵まれたところで、 ...
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ひと月の 旅行を終えて ただすこし 他人行儀な 「ただいま」をした
令和四年一月十七日
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滑りだす 音に気付けば 夕間暮れ スキーブーツで よろよろ帰る
令和四年一月十三日
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スキーしてきました。雪の音や景色...
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粉雪ほど 真白き人に ならまほし 君が心に 触れて消えまし
令和四年一月十三日
4
菫ほどな小さき人に生まれたし ...
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風花は つめたく痛く わたしはもう しんからしんから 雪になりたい
令和四年一月十三日
5
芯、心
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雪原の 空白地帯の この人生を 踏んでよごして いま存在させる
令和四年一月十三日
3
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一年が 始まっちまった かなしみに 去年と変わらぬ人の在ること
令和四年一月六日
6
もういつのまにか6日… 汚...
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それぞれの 違いをもって うたのなか 和やかなれと 願う一年
令和四年一月五日
1
送ったもの、少し変えました
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