里香さん
のうた一覧
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すず鳴らし お経よむ人 クリスマスソングのリズムにつられておりぬ
令和三年十二月二十二日
4
句またがり
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血よりも けがれのこの身 雪のごと 雪よりもなお 聖くしたまえ
令和三年十二月十九日
7
「主は言われる、 さあ、われわれ...
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あまりにも 月がさやかで あまりにも つめたい手だった 救急外来
令和三年十二月十八日
15
知り合いの付き添い コロナのた...
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いたずらに 嘆いたこと 願ったこと 過ったこと 謝らなかったこと
令和三年十二月十一日
9
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ぴいんと ほそいがらすが ぱきりと われちゃった わたし わっちゃった
令和三年十二月九日
6
ほそい がらすが ぴいん と...
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だめだから、ダメダメだから だからこそ やり直さなきゃ マイナスからでも
令和三年十二月八日
11
わたし、「一から」「ゼロから」ど...
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今だにも もしもを描いてみるんです 浮き世憂き世の 青春でしたから
令和三年十月二十七日
6
あまりにも 浮かれ、憂いた、友...
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炎昼の 自転車の籠に ガタガタと アクエリアスが 飛んだり跳ねたり
令和三年八月十六日
7
暑い昼下がり、自転車でちょっと出...
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「生きてればいいさ」とふるえた 喉の奥 その願いにぞ ただ 推し測る
令和三年八月十五日
5
学校で、沖縄の戦争は15日に終わ...
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泣き虫で 二十一時が 夜ふかしで おままごとでは 背伸びしたころ
令和三年八月十四日
8
おままごとで姉とかお母さんになろ...
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冷水に 焦りを流し 静めても 晴れた鏡に まだ曇り顔
令和三年八月十日
7
暑い上に雨が降り、蒸されるよう。...
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あきらめの ほこりの陰に 捨てられた 日暮れ慕った 少女を拾った
令和三年八月八日
4
もう一回、すこしだけ、昔に戻る。...
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ああどうか踏み込まないでそれ以上 隠し押し籠め生きて来たんだ
令和二年十月十一日
3
やや大げさに感傷的に
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きっともう癒えないのだと封をして 応急処置だけ上手になって
令和二年十月十一日
4
傷の直し方は知らない、涙の止め方...
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雨のにおい草刈り後のいきれの香 あせ、泥、日差しに 風のつめたさ
令和二年十月十一日
6
草刈とかしてるときの(雨上がりな...
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気狂いか 過去の鎖は絶え間なくあり得ぬものに身を焦がさせる
令和二年十月十一日
5
思い出ばっかりで頭おかしくなりそ...
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さびしさも見つめて磨け 宝石は 切り刻まれて輝くなれば
令和二年九月二十九日
1
つらいときに言い聞かせるうた
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くりかえす夢のなかには君がいて もどらぬ朝に一本の歯ブラシ
令和二年九月二十九日
5
最近夢をよく見る、昔のもうもどら...
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激情を伝えるすべも知らぬまま さすらいここに ほとばしる歌
令和二年九月二十八日
14
久しぶりの投稿 歌会に出したも...
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青落ち葉 かさりかさりと 風に舞う 君かとおもいて ふりかえる秋
令和二年九月七日
4
まだ暑いですが。 青落ち葉は秋...
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