里香さん
のうた一覧
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今は昔 横好きの歌詠みありけり時経ても残る歌にあこがれぬ
令和元年十二月十八日
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風に聞くあなたのうわさを信じるならば精神の距離が物理になるらしい
令和二年一月二日
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白き桜 赤き桜 とりどりに あつめて霞む 美しきかな
令和二年一月十九日
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全身に玉ねぎしみるかのように あふれる熱に かみしめる口
令和二年一月二十六日
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ぬぐへかし 君が御顏を ゆがめつつ そぼふる雨の冷たきしづく
令和二年一月二十六日
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小さな芽 そっとつつんで のびのびと 若枝になる夏が来るまで
令和二年一月二十八日
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自分のペースで楽しもう!
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虚しきは迫る夕闇あせりつつ帰る家さえ暗きたそがれ
令和二年二月一日
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帰る家があかるいと心が温まる気が...
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野の草の足に踏まるる身なれども みどりごの手に花咲させたし
令和二年二月二日
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太陽ほど輝くことは出来ないけれど闇夜の星になれるでしょうか
令和二年二月五日
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憎みたかった 憎まれたかった なにもかも今はもうただ無関心だけ
令和二年三月十六日
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かたくなに いとしたたかに いともろく 足跡一つと嘆きおりし日
令和二年五月十一日
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暇人の物干し竿に露ならべ人を閉じ込めもの思わせる雨
令和二年五月十二日
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あめあめふれふれ 雨ふりて 人み...
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君の声 君のしぐさは 甘すぎて 言えずじまいの 二文字がすっぱい
令和二年五月十四日
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時という 才能多く 無駄多く こぼれるばかりの むなしい青春
令和二年五月十六日
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時間も才能 それぞれの境遇すべ...
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台所 料理するとき 鍋洗うとき そこは私の 王国となる
令和二年五月二十五日
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共感して下さる方いらっしゃいます...
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おとなしいね 大人っぽいね 「うるさいね、期待しないで 私はわたし」
令和二年五月二十五日
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夜の空 なみだの粒が ばらまかれ 落ちてゆくその刹那の人生
令和二年六月七日
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ドライアイ 夕べにはじめて 戸を開けて 雨雲しみる 瞳にもあめ
令和二年六月八日
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雨が降るとこもりがちで、夕暮れに...
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ああどうか踏み込まないでそれ以上 隠し押し籠め生きて来たんだ
令和二年十月十一日
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やや大げさに感傷的に
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雪原の 空白地帯の この人生を 踏んでよごして いま存在させる
令和四年一月十三日
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