夏深さん
のうた一覧
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秋の陽は穏やかな顔見せるからつい油断してぽろりと涙
令和元年十月二十二日
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歌忘るカナリアみたい無理矢理に作り笑いす鏡の向こう
令和元年十月二十四日
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ガラス戸に顔押し付けて外見てる氷雨を泳ぐ君がいそうで
令和元年十二月四日
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雲間差す光も幾筋朝焼けて行く手仄かに匂い立ちけり
令和元年十二月二日
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福願いそぞろ歩きの参道にかんざし揺れて初春は来にけり
令和二年一月三日
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気がかりな放射線状の雲の間に白き下弦の月の静けさ
令和二年一月十七日
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真っ白い壁見つめては描いてるまた再びの日の青写真
令和二年二月七日
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奇跡など望めもなくてウィルスの蔓延見てり花見もよそに
令和二年三月二十二日
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麗しき季節に似合う微笑みで待てばぼんやり提灯通り
令和二年三月二十五日
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水張田を見廻る農夫のはやる心水面に影差す足取り軽く
令和二年四月二十五日
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影ひとつグランドピアノに向かう背情熱を謡う夕日差す部屋
令和二年六月二十九日
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近すぎて下りたことなき駅前は見知らぬ顔で迷路へ誘う
令和二年七月二十五日
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夜空には悲しいほどに煌めいて花火散りゆく来年こそはと
令和二年七月二十六日
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虫の音が秋を奏でりありのまま生きたいこの身調べに任せ
令和二年九月二十三日
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見覚えの町の小さな自転車屋元気でいるらし店が開いてる
令和二年十月四日
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喜びも悲しみさえも一枚のマスクに隠す能面の街
令和二年十月三日
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木枯らしに震えコートの衿立つもなお避けきれぬ見えぬウィルス
令和二年十一月十二日
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一つづつローカル線は誰かが捨てた故郷をなぞって軋る
令和二年十一月十二日
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猫一匹通らぬ路地に静かなる午後ありけり掛け替えのなき
令和二年十一月十五日
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エサ撒けど赤いおべべに届かない池はひっそり初氷の日
令和二年十二月二十七日
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