内田勝也さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 乾きいるわれの心に降るものは短き歌をなさぬ言の葉 令和元年九月十一日 1 もっと見る
- しとしと降り続く雨魂腐す志と詩と死とと重なりあいて 令和元年九月十一日 1 もっと見る
- 「私」はただどこまでも「私」この自獄の輪に沈む「わたくし」 令和元年九月十日 2 もっと見る
- わが内の螺旋形した遺失物無くせしものは輝いて見え 令和元年九月九日 1 もっと見る
- 押花のごとく日記にはさみたり人に捧げしがむしゃらの愛 令和元年九月九日 4 もっと見る
- 川岸に飛び交う蜻蛉希望よりなお薄き羽根震わせて飛ぶ 令和元年九月九日 11 もっと見る
- 六畳の真暗き下宿に灯り付け出さざりしラブレター光る 令和元年九月八日 3 もっと見る
- 連翹は南無妙法連翹と咲き揃う妙法なきや世を渡る術 令和元年九月八日 1 もっと見る
- 朝の海波照り返し鴎啼く飛翔の時は過ぎ去りしまま 令和元年九月七日 5 もっと見る
- 街角の広告板は傾けり「末世の救い神の光！」 令和元年九月六日 0 もっと見る
- 白子乾大根おろしに浸すとき私に集まる小さい目 令和元年九月五日 3 もっと見る
- 青春の傷癒えゆかんコーヒーの底に溶けつつある角砂糖 令和元年九月四日 4 もっと見る
- この夜の静寂に閉じるマタイ伝星に及びぬ「ひそかなる思慕」 令和元年九月三日 4 もっと見る
- 蝉鳴けば蝉鳥啼けば鳥に飛ぶ術持たぬわれはなりたし 令和元年九月三日 4 もっと見る
- 胸中に埋めたままの地雷あり信管外す時は至らず 令和元年九月二日 3 もっと見る
- 納豆で絡めて取った自我ひとつ生の始めに自我などありや 令和元年九月一日 3 もっと見る
