虹雲さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 桜島肩裂けおればマグマを流すあまたの男夜を眠らず 平成二十一年五月六日 0 政治の貧困眼を覆うばかり。 もっと見る
- うずくまる闇の底君よ伸ばせ手をそこに来ている光の蔦が 平成二十一年五月六日 2 人生万時塞翁が馬 もっと見る
- 柔らかき緑の棘よ栗の実の傷つく心なかに抱きて 平成二十一年五月六日 3 もっと見る
- 長崎の雲湧く空へ消えていくだんだら坂ありみかん香りて 平成二十一年五月五日 2 長崎は坂の街。 もっと見る
- 祈りよりなおひそやかに清浄の水こずえに登りみどりに染まる 平成二十一年五月五日 2 五月の新緑 もっと見る
- スカンポの穂は野火のごとゆらめきて五月の野辺はあかねに染まる 平成二十一年五月五日 7 土手のすかんぽ。じゃわさらさ。 もっと見る
- 射る如き眼差し受けてカスバ行く路地深くして吾も異邦人 平成二十一年五月五日 1 カスバ。シシカバブ臭う。 もっと見る
- ぴかどんにおうたけんできつかさね農夫のまみよみかん園荒れ 平成二十一年五月五日 2 戦後はおわらず。 もっと見る
- 人はかく老いゆくものか美しく五月の薔薇はプリンセスミチコ 平成二十一年五月三日 3 プリンセスミチコ今満開。 もっと見る
- 群青の五月の風よかさかさと緑葉鳴らし彼岸へ渡る 平成二十一年五月三日 2 五月、なべてまぶしく。 もっと見る
- 幾十年野辺にたたずむ女学生天より流れよ相思樹のうた 平成二十一年五月二日 3 目に親し 相思樹並木 行き... もっと見る
- 琉球すみれ散華せし女学生のかたわらにいるやもしれぬ 平成二十一年五月二日 2 砲弾に倒れていった有為の女学生た... もっと見る
- 須弥山に届きて根を張れよたんぽぽ綿毛けなげな飛翔 平成二十一年五月一日 1 植物の生きている仕組みの不思議 もっと見る
- たんぽぽの綿毛落ちいく天空の底蒼く霞みて 平成二十一年五月一日 1 春はひそかに去った。タンポポの綿... もっと見る
- 水脈のごとひび割れし虚空伝い光切り裂き桜花落ち来る 平成二十一年四月十五日 1 桜の時は短い。 もっと見る
- 紫の霧降りやまぬ藤の下コノハナサクヤ姫の黒髪 平成二十一年四月十五日 3 百花繚乱。もう藤も咲いた。 もっと見る
- あさみどり薄絹羽織る山並みよ吾にもあれかし秘めし想い出 平成二十一年四月十五日 3 新緑の山並みは美しい もっと見る
- 上京の娘の支度続きおり庭の桜桃ひそと実れり 平成二十一年三月二十六日 3 さくらんぼの実はつややかに もっと見る
- 生きている刹那隙間に風は吹く竹林しなり桜吹雪かせ 平成二十一年三月二十六日 3 風のにほひもいい。 もっと見る
- わらわらと置きて忘れし夢よ咲け輝ふ木蓮搖れやまづ 平成二十一年三月二十四日 1 木蓮の光はいつもまぶしい。 もっと見る
