虹雲さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 魂の白きに秋の風吹きてくぐもりて鳴く山鳩に逢う 平成二十一年九月八日 5 もっと見る
- さんざめくコスモス花群真昼野に銀河となりて更に輝よう 平成二十一年九月八日 2 もっと見る
- いずこより来たりしものかこの吾はすじ雲見ゆる峠越え行く 平成二十一年九月八日 3 もっと見る
- 秘めている遠き海鳴りかそけくて百合のつぼみの真夜に膨らむ 平成二十一年九月六日 5 もっと見る
- 陽がさらす傷つきしものひそやかにざっくり割れて栗の実のあり 平成二十一年九月六日 4 もっと見る
- 赤とんぼふっと羽をたたみおり水紋のごと広がる静けさ 平成二十一年九月五日 6 もっと見る
- ゴーヤーの苦さはろばろ貧しくも心豊けき昔日の日々 平成二十一年八月三十日 3 もっと見る
- 秋の陽を羽根に透かしてあきつ飛ぶ細き飛影の野ずらを走る 平成二十一年八月二十六日 2 もっと見る
- 母上よこの世は秋で綺麗ですそちらはもっときれいでしょうか 平成二十一年八月二十四日 6 もっと見る
- 迷い込む蟋蟀さえも愛おしく流離のしじま部屋を充たせり 平成二十一年八月二十四日 6 もっと見る
- さらさらと瑠璃の粒子の降りやまずはにかみてくる乙女の秋に逢う 平成二十一年八月二十四日 1 もっと見る
- 透明の増しくる光の中で水晶の糸張り蜘蛛秋を待てり 平成二十一年八月二十四日 1 もっと見る
- 水晶の光満つなか薄紅に震えるごとく生れくるコスモス 平成二十一年八月二十四日 1 もっと見る
- コーラショック買いてみる若き日のコークハイの夢飲まんが為に 平成二十一年八月二十三日 1 もっと見る
- 若き日に父戦いし大陸にポプラ並木の煙りて芽吹く 平成二十一年八月二十二日 2 もっと見る
- 満州に父と共に戦いし栗毛の馬よ果てたるはいずこ 平成二十一年八月二十二日 1 もっと見る
- マルクスは賄賂に励めと教えしや中国役人見境もなく 平成二十一年八月二十二日 1 もっと見る
- 青春の墓標か白きすじ雲よこの季だけに浮かぶ面影 平成二十一年八月二十二日 2 もっと見る
- からみ合う草のかたちはそのままに夏野輪廻の季節が過ぎる 平成二十一年八月二十二日 2 もっと見る
- 島原の潮大きく引き行ける天より降りよ金冠の卑弥呼 平成二十一年八月二十一日 1 もっと見る
