虹雲さん
のうた一覧
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乙女子のおののきのごと生れきては光こぼせる薄の初穂
平成二十二年十月八日
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てらいなく席を譲れる乙女有り電車の揺れの豊けき昼よ
平成二十二年十月二十九日
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特攻の散華の魂を抱きしまま瑠璃の海色しじまの深き
平成二十二年一月一日
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苦しみもいつか来る日の糧ならむ月光やわらに君が窓射せ
平成二十二年一月三十日
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透き通る寒気は梅を包みいる少し赤みて満月昇る
平成二十二年一月三十日
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地に這いて空に手伸ばし舞う人の指の太さよ農は芸術
平成二十二年四月二十日
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茅野原風の波動に波打ちぬ銀の海原さざめきやまず
平成二十二年五月三日
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紫の小さき星よ膝下の出でしあざみ野五月に消ゆる
平成二十二年五月二十九日
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トマト樹の香り鼻孔をくすぐりぬ光の奥の少年の夏
平成二十二年六月一日
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菜園の仕事をなべて終わらして今日の夕べの梅雨を迎えり
平成二十二年六月十三日
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今日の日を帰りつくことなき猫ひとり路上に果てて家族はいずこ
平成二十二年六月十六日
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鬼百合のうつむき咲ける草むらに過ぎし青春今なお秘めやか
平成二十二年七月二十日
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溢れ来る光のなかのさみしさよ白雲は墓標立ちては消ゆる
平成二十二年七月二十六日
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青空へ葉をひるがえしプラタナス木々にもありや蒼き青春
平成二十二年七月三十一日
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さくら葉のすでに黄ばみて散りかかる夏葬送の蝉しぐれやまず
平成二十二年八月十四日
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被爆せし歌姫の声伸びやかに月光に乗りチェルノブイリへ
平成二十二年八月二十七日
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黄金づく銀杏並木の裾覆うコスモス群舞愛しきは時
平成二十二年十月十六日
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天にいる西郷どんよ出でませよもうすぐ日本は中国属国
平成二十二年九月二十五日
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ビル群の窓ごと咲ける白き華暮れ行く程にさみしく透ける
平成二十二年十月三十日
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光り満つ稲田の縁の曼珠沙華あやしきまでに焔吹きあぐ
平成二十一年九月十四日
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