虹雲さん
のうた一覧
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尾を振りて寄りきし故に殺さるるウリボウの遺骸人里哀し
平成二十一年十一月二十九日
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澄む冬の珊瑚の海は青き器潮騒よりもさみし音鳴る
平成二十一年十二月二十九日
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朝の陽に霜きらめきし平野裂き銀の列車は音なくゆける
平成二十二年一月十八日
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鳴くという女体は弦かビオロンの水瓶の闇響かむとす
平成二十二年一月二十一日
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あの人も観世音菩薩であったか遠き潮鳴り胸に響く日
平成二十二年一月三十日
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恋もまた老いくものか鈍色に水底蒼きへ沈めしものを
平成二十二年二月十三日
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梅の花飛び跳ねてしばし後花鞘にもどり蜂羽音静か
平成二十二年二月十九日
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贈りしは心ばかりのキットカット桜花栄冠君に輝け
平成二十二年二月十九日
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黄金の篝火ちろろ胸の奥陽だまりに座す現世の宴
平成二十二年二月二十一日
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黒人ママの乳房垂るごと密林の木漏れ日のなかカカオ実れる
平成二十二年四月十七日
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置き忘れの鍬にスコップ形のままに鈍く返せる五月の光
平成二十二年五月一日
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ブルーミスト空より降りし今朝皐月赤と緑のレタス苗植う
平成二十二年五月二日
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民族の矜持もなくて哀れなり政治屋稼業やめていっちょけ
平成二十二年五月二十九日
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跡絶えしは五月の風か地を這ひて心に白きどくだみの花
平成二十二年六月一日
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武蔵野の梢葉鳴らし夏熟るる風の記憶に太宰ひそけし
平成二十二年八月八日
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海を見よ山をまた見よ子殺しの母親哀し哭け大和民族
平成二十二年八月十二日
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幾たびの夏過ぎたるか道白し変わらざりしは光と風と
平成二十二年八月二十日
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内では賄賂外には恫喝度し難き共産官僚覇権の海へ
平成二十二年十月三日
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様々に並びて靴の運ばれる環状線の巡りは繁き
平成二十二年十月二十九日
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ダンダンと音たて降りくるエレベーター若きロボット人に混ざりて
平成二十二年十月二十九日
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