虹雲さん
のうた一覧
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陽がさらす傷つきしものひそやかにざっくり割れて栗の実のあり
平成二十一年九月六日
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秋の陽を羽根に透かしてあきつ飛ぶ細き飛影の野ずらを走る
平成二十一年八月二十六日
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迷い込む蟋蟀さえも愛おしく流離のしじま部屋を充たせり
平成二十一年八月二十四日
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さらさらと瑠璃の粒子の降りやまずはにかみてくる乙女の秋に逢う
平成二十一年八月二十四日
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透明の増しくる光の中で水晶の糸張り蜘蛛秋を待てり
平成二十一年八月二十四日
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水晶の光満つなか薄紅に震えるごとく生れくるコスモス
平成二十一年八月二十四日
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若き日に父戦いし大陸にポプラ並木の煙りて芽吹く
平成二十一年八月二十二日
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青春の墓標か白きすじ雲よこの季だけに浮かぶ面影
平成二十一年八月二十二日
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島原の潮大きく引き行ける天より降りよ金冠の卑弥呼
平成二十一年八月二十一日
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大空はわがキャンバス大筆で虹雲綾雲あかね雲描く
平成二十一年八月二十日
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地蔵尊背に広がりて青き海黄色の小菊手向けてありぬ
平成二十一年八月十九日
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恋文の出し遅れしを届けたき今朝夏終えし空みてあれば
平成二十一年八月十八日
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川底で透き通る石に結晶す晩夏の光り空に帰らず
平成二十一年八月十八日
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滅びゆく夏野の底より生まれくる白百合の星南無観世音
平成二十一年八月十八日
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いま少しさみしさ増して野の光りふいに匂えるくさむらの百合
平成二十一年八月十七日
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盆終えて先祖帰りいく空見上ぐ静かなる朝少し涼しく
平成二十一年八月十六日
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蝉死骸晩夏の風にまろびいて短くあれど成しとげし生
平成二十一年八月十五日
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妖精を懐に抱くバオバブにサバンナ落日茜がしみる
平成二十一年八月十四日
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初冬の兆しはすでにさざんかの蕾はあまた蝉盛り泣く
平成二十一年八月十四日
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さすらいの雲つぎつぎと流れ着く空も心も満つることなく
平成二十一年八月十三日
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