虹雲さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
田の神も石にはあらず時雨るれば闇にまぎれて涙流せり
平成二十一年三月二十二日
1
南の田園には、田の神(たのかんさ...
もっと見る
わらわらと置きて忘れし夢よ咲け輝ふ木蓮搖れやまづ
平成二十一年三月二十四日
1
木蓮の光はいつもまぶしい。
もっと見る
水脈のごとひび割れし虚空伝い光切り裂き桜花落ち来る
平成二十一年四月十五日
1
桜の時は短い。
もっと見る
たんぽぽの綿毛落ちいく天空の底蒼く霞みて
平成二十一年五月一日
1
春はひそかに去った。タンポポの綿...
もっと見る
須弥山に届きて根を張れよたんぽぽ綿毛けなげな飛翔
平成二十一年五月一日
1
植物の生きている仕組みの不思議
もっと見る
射る如き眼差し受けてカスバ行く路地深くして吾も異邦人
平成二十一年五月五日
1
カスバ。シシカバブ臭う。
もっと見る
七色の夢いちもんめ中空に灯ともし暮れる東京鉄塔
平成二十一年五月八日
1
もっと見る
アマリリス花の芯ほの暗くして地下迷宮の入り口ならむ
平成二十一年五月十三日
1
もっと見る
淡雪の白き化身うつぎ咲く光りのなかの処女懐胎
平成二十一年五月十八日
1
ふうわりと白いうつぎの花よ。
もっと見る
有明の大きなる潮干きていく女王卑弥呼は天空にいて
平成二十一年五月十八日
1
卑弥呼の国はやはり九州。
もっと見る
黄金の残照ひととき包みいる疲れたたずむ人の孤独は
平成二十一年五月二十日
1
この星の夕暮れは美しい
もっと見る
剪定にほのかに香るみかんの葉六根清浄梅雨は間近く
平成二十一年五月二十四日
1
みかんの香りはいつもなつかしい。
もっと見る
枯れかかる蜜柑にあまた白き花ひととき華やげ時の流れも
平成二十一年五月二十四日
1
植物の知恵は深く。
もっと見る
摘みたるは命なりけり花あざみ活けたる部屋の昼は深めり
平成二十一年五月二十五日
1
もっと見る
乾きたる大地に人は生き難し赤き月の夜マントウを食む
平成二十一年五月三十一日
1
もっと見る
ほのぼのと赤き蝋燭灯したき月夜の海のジュゴン見んため
平成二十一年六月四日
1
もっと見る
血税を湯水の如く思うやから一票剣で切って棄つべく
平成二十一年七月九日
1
もう明治の時代ではない。
もっと見る
金も名も命もいらぬ大西郷官の腐敗は連綿として
平成二十一年七月十二日
1
もっと見る
ゆくりなく乙女と白馬曲がりくるコッツウォールズ薔薇の垣根を
平成二十一年七月十二日
1
もっと見る
さみしきは明るき光初蝉の短き命よ般若波羅密多
平成二十一年七月十八日
1
もっと見る
[1]
<<
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
>>
[22]