麻矢さん
のうた一覧
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満月は吾を定点として見きどれにも属さぬ器の吾を
令和二年六月十四日
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血の濃さよ娘のあごの吾に似る花びらたちは互いを知らず
平成三十一年三月十日
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居合わせている皆降りてしまうほどシマフクロウの夜は長いよ
平成三十一年三月十日
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友に逢うように花見に出かけよう一年ぶりの親しさ持ちて
平成三十一年三月十五日
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この舌に苔の生えたる吾である木星は遠く陽は眩しかり
平成三十一年三月十七日
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太陽の強さくらいの影を持ち山犬がなにか今掘りあてた
平成三十一年三月十七日
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雨風に搖られ一樹はもの思ふこれらは誰かの意識だらうか
平成三十一年三月十七日
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愛してる愛してゐるとけふもまた鸚鵡が云へりいつまでも云へり
令和二年五月二十四日
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晴天に吾が桜を愛でなくも虫やら鳥がその目に映す
令和二年五月二十六日
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朝いちで窓を開けやうわたしとはあなたを過ぎる濃淡の霧
令和二年五月三十日
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五時半に烏が鳴くよ君だけが僕を世界に確立させる
令和二年五月三十一日
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新月に遲い櫻が咲きました暗闇の中待つてゐるやうです
令和二年六月一日
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姿なき金木犀の香りす夜静かに吾に戻りて了す
令和二年六月十五日
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夕景の花がわたしに留まれる身をよじらせて切ないそうだ
平成三十一年三月十日
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春の日に泥にまみれて落ちている白手ぬぐいは白きを放つ
平成三十一年三月十五日
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淋しいとか思つてゐるの隅田川夜明けの小鳩が首傾げをり
平成三十一年三月十五日
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カフェインをとらずあなたに染み入りて覺醒のなき終はりを得たい
平成三十一年三月十七日
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真夜中に一人ではない心許なさ子がすやすやと吾を蝕む
令和二年五月二十六日
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弱くなるわたしがゐるよ夜明けには諸行無常となみだ流れる
令和二年五月二十五日
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透明な夢をみていたわたしつたらイルカだつたりナウマンゾウだつたり
令和二年五月二十五日
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