エズミさん
のうた一覧
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まるで岸壁を歩いているようだ虚空右手が自由に触れる
平成二十一年三月十七日
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清らかさ求め駆り立てられるよに消毒かさね残る空白
平成二十一年三月十八日
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何に気をとられていたの ふわふわと遊んでいたの 猫よお前は
平成二十一年三月十九日
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口紅はひかない すぐに落ちるから 口ずさむ「ルージュ」途切れ途切れに
平成二十一年三月十九日
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疲れたら眠っていいよ ひっそりと 分解者はもうすぐそこにいる
平成二十一年三月二十一日
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薄もやに手招くようなそぶりして「ごらん私を」過去艶然と
平成二十一年三月二十一日
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格差とふ言葉に君は敏感で「突き落として」と言わんばかりで
平成二十一年三月二十二日
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花紅く小さき鉢の粘液が虫捕らえおり夏がまた来る
平成二十一年三月二十二日
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存在が耐えられぬほどに軽ければ飛べるかも何もかもを忘れて
平成二十一年三月二十二日
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貧しさはいい勝負かも甘くみて見下しあって飢えてばかりで
平成二十一年三月二十三日
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炎天に飛行機の音の轟きて面を上げて裂けよひまわり
平成二十一年三月二十三日
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誰ひとり犬さえもいない白昼の夢その奥で眠る穴熊
平成二十一年三月二十六日
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ささやきは 焼き付いて消えることがない キヨスク裏の電話機になお
平成二十一年三月二十六日
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遠き日のまぼろし 祖母の思い出と 連れ立ち歩く日光街道
平成二十一年三月二十七日
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簡単に押し潰される 親指で それほどまでに乾燥している
平成二十一年三月二十七日
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呼んでいる 声が聞こえる 明け方に かき合わせている パジャマの襟を
平成二十一年三月二十八日
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ぬぐってもぬぐってもなお凍り付くひとりごと白く霧氷にも似て
平成二十一年三月三十一日
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見上げれば高き窓ひかる踊り場で降りそそぐもの緑まぶたに
平成二十一年四月八日
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森の呼吸 国道なんて名ばかりだ ヘッドライトを消して いますぐ
平成二十一年四月二日
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爪先はどこまでも冷え何ひとつ残さぬための鬼火分籍
平成二十一年四月六日
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