うすべにさん
のうた一覧
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露ごとに色をふかめる吾亦紅 季節知らせる 常ならぬ世に
令和元年十月十六日
8
朝夕,かなり寒いですね.色んなこ...
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嵐去る 透ける月夜の肌寒さ 泥にまみれた嘆きのこして
令和元年十月十五日
9
この台風で被災されたみなさんの寒...
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野分け行く 揺れる柳の乱れ髪 雨にけむった東ながめる
令和元年十月十二日
7
奈良はましだったけど,関東は臨戦...
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色づいたけやきを照らす街路灯 嵐待つ夜に降りだした雨
令和元年十月十一日
8
雨が降り始めました…この前被害を...
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ふと気づく 吐く息ほんのりうす白く 肩に朝日のぬくもりとまる
令和元年十月十日
11
もう朝は寒いくらい…夏は暑くて木...
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ふるさとの宮跡わたる秋の風 靡くすすきのくれる魂振り
令和元年十月九日
9
お天気のいい平城宮跡は,広々とし...
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傾いた秋の陽ざしのひまわりの 稲穂にならいこうべを垂れる
令和元年十月八日
12
実るほどこうべを垂れるのは,稲だ...
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澄んだ陽に静けさしみる石仏の 見つめる先に枯れ果てた紅
令和元年十月六日
7
大気が澄んできて,木陰の仏様の姿...
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いわ走る垂水もかわく秋は来て きみがふもとに咲くほととぎす
令和元年十月五日
9
離宮のあった高円山の麓にある白毫...
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秋草にまぎれて残る夏の影 ききょう一輪ひそやかに咲く
令和元年十月四日
10
元興寺の浮図田に,咲き遅れた桔梗...
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まだ青いかえでをよそにはらり散る 一足さきに色づく桜
令和元年十月三日
10
近所の桜が黄色くなり始めて,舗道...
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すがる杖 目を細めてる彼岸花 浄土に続く道のいろどり
令和元年十月二日
10
先日お参りしたお寺の庭で,おばあ...
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畦道を駆ける少女の曼珠沙華 まつり囃子の遠い笛の音
令和元年十月一日
8
こういう季節…なんだけど,早く涼...
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みほとけに捧げる祈り木犀の 炎ゆらせて香り流れる
令和元年九月三十日
9
近所のお寺におられる仏さまが,と...
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いにしえに心はこべば甍波 平城の明日香に萩のこぼれる
令和元年九月二十八日
7
もう桔梗は咲き残りだったけど,萩...
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雨上がりうすむらさきの蝶におく 露を散らせて秋風のふく
令和元年九月二十七日
10
明日は雨の予報…けど,雨に濡れた...
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山寺の白萩ゆらすあきの風 夏のおもかげ夢路にまよう
令和元年九月二十六日
12
萩が咲き始めました♥ けど,昼間...
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鬼は去れ 山の端ひかる透明な 月がながめた夜明けはいくつ
令和元年九月二十四日
7
秋,深まっていく感じですね.心も...
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白シャツで風を見る人 田の面の 波もゆるやか稲穂の重み
令和元年九月二十日
8
今年の作柄はどうなんでしょう?電...
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明けはてて飛ぶ鳥の声 西空に 傾く月の白い悲しみ
令和元年九月十九日
8
今夜はちょっと寒いくらい.季節の...
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