うすべにさん
のうた一覧
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手をあわす 迎えたこころ忘れずにまた来年と燃えつきるまで
令和四年八月十六日
5
今年は五山の送り火も復活.行けな...
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涼しさもほんの少しの通り雨 熱をたっぷりすぐ乾く屋根
令和四年八月十六日
5
降るところは迷惑なほど降るのに,...
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黙祷のまぶたに浮かぶ 軍服のすいかの種の大叔父の顎
令和四年八月十五日
8
正午の黙祷で,いつも写真の中の軍...
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山ゆりの白はひそかに夏おくる かやつりぐさの線香花火
令和四年八月十四日
5
暑いなあ,と思っていたらもう暦で...
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馬に乗るご先祖さまはどのあたり 迎え火ゆらす風にたずねる
令和四年八月十三日
7
お盆の飾りもできたし,そろそろか...
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すいすいと秋のさきぶれ赤とんぼ サーファー真似て乗る青田波
令和四年八月十二日
5
赤とんぼが飛び始めて,すごく暑い...
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打ち水の香りすずやか盆帰り 孫のあと追う日暮れのさんぽ
令和四年八月十一日
7
今日からお盆休みの人が多いのか,...
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あつい風 極暑よろこぶ青田波 えのころぐさは息も絶えだえ
令和四年八月十日
5
暑いですねー.畦の雑草はしおれて...
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クリームの厚化粧より透明なシロップ甘いやっぱりみぞれ
令和四年八月九日
2
奈良はかき氷屋さんが多くてすごい...
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仰向けに空を見上げる 道端で翅をふるわす声上げぬ蝉
令和四年八月九日
6
生を終えそうなセミが目立ち始めま...
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夏草のかおり流してモンスター 葛におおわれたたずむ日暮れ
令和四年八月八日
4
葛の勢いがすごいです.樹木もそう...
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夕立ちの虹を待つ子のぶらんこの 水たまり蹴る赤い長靴
令和四年八月七日
5
公園のぶらんこもけっこう濡れてた...
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ともしびを並べる人の汗すって 若草山に雲わきあがる
令和四年八月六日
6
炎天下で黙々と準備をする皆さんは...
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遠い目の虚空蔵菩薩 夏休み 大仏さまの茅の輪をくぐる
令和四年八月五日
5
人出は多くないけど,小中学生くら...
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遠雷に通奏低音 蝉の声 いそひよどりのフルート絡む
令和四年八月四日
5
夕立が去った後,雨音がなくなった...
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カーディガン 後ろめたさをごまかして ビルの窓越しさわやかな月
令和四年八月三日
4
町のビルの中にいて眺める夕方の月...
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たよりない地上のあかりを哀れんで 雲したがえる長い夕焼け
令和四年八月二日
5
夕暮れ時の飛行機から見える夕焼け...
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淡路からかすかにのぞむ頼りなく 雄岳はひだり鏡にうつる
令和四年七月三十一日
5
当たり前なんだけど、西から見たら...
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たそがれに沈む藤棚あつい風 うすむらさきの花狂い咲く
令和四年七月三十日
7
夕方,公園を歩くと,いつもの藤棚...
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夕立の残す宝石きらきらと しおれた草もひととき華やぐ
令和四年七月二十九日
5
夕立の後は少しだけ気持ちいいけど...
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