うすべにさん
のうた一覧
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さとやまの藪の陽だまりしじみちょう 鳥は気づかぬルビー輝く
令和六年一月二十九日
9
ちょっと採って食べてみると,甘く...
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祈りこめ神にとどけと立ちのぼる 炎見おろす立ち待ちの月
令和六年一月二十八日
9
今年はちょうど十六夜で,山焼きの...
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空ひろい森のこかげのすいせんに 雲の切れ間の陽ざしあつまる
令和六年一月二十八日
9
葉っぱが散ってしまうと,木立の中...
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おでん屋の屋台に行列ひとさかり 鹿も夜更かし山焼きの夜
令和六年一月二十七日
12
今日は若草山の山焼きで,公園もけ...
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枯れ草にうもれ顔出すしろい花 見つけるしあわせ積みかさねゆく
令和六年一月二十六日
8
道端の草が茶色く枯れた中に,ちっ...
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小雪まう肩にうすべに さざんかの春のしたくにあたたまる道
令和六年一月二十六日
10
とても寒い日だったけど,みんな春...
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目覚ましのかわりとばかり吹きすさぶ 朝の寝床で聞くもがりぶえ
令和六年一月二十四日
11
風強かったですね.朝に強い風が吹...
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ろうばいの淡い香りのやまおろし 早くも白く比良のやまなみ
令和六年一月二十三日
7
午後から急に寒くなってきました....
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梅はもう咲いた国から あたたかく思う気持ちが差し伸べられる
令和六年一月二十二日
6
東日本大震災のときもそうだったけ...
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鬼にらむ豆のとなりにひなあられ こわごわ手伸ばす幼女の視線
令和六年一月二十一日
9
スーパーではお雛様の商品が.妙に...
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灰色の墨絵の雨の御蓋山 烏おいかけ立ちのぼる龍
令和六年一月二十日
9
一日中雨模様で,奈良公園は一幅の...
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さざんかのちり敷く舗道にふとにおう ほころんだ梅まだ吹かぬ東風
令和六年一月十九日
7
やっぱ,暖冬なんですね.梅がほこ...
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枯れ枝になみだをためる冬の雨 小鳥も来ないしずけさの午後
令和六年一月十八日
13
終日雨模様.気温は高いのにしんみ...
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枯れ木抜け頬へふわりとかざはなに 出がけのニュースの映像うかぶ
令和六年一月十六日
10
能登の被災地では大雪なんだとか…...
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歩けなくなったら終わりと笑顔見せ 何度も往復 駅への階段
令和六年一月十五日
9
よく見かけるおばちゃん.声かける...
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夕暮れの早さをうらむ凧の影 こどもら帰るうすべにの空
令和六年一月十四日
10
日の暮れるのが早いので,子供ちゃ...
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雪はらむ雲は京より寄せわたる 比叡の空に虹をのこして
令和六年一月十三日
13
このあたりは,京都に時雨や雪を降...
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中身だけじょうずに食べてランタンが 枯れ木にのこる冬の夕陽に
令和六年一月十二日
11
透ける夕陽で,提灯が灯っているみ...
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あずき煮る湯気の向こうに祖父の影 焼けるおもちの香りがつつむ
令和六年一月十一日
10
おぜんざい食べました.なぜか昔は...
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さざんかの散り敷く紅に いつになくかわいい声でさえずるひよどり
令和六年一月十日
11
すごくやかましいのに,聞いたこと...
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