うすべにさん
のうた一覧
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朝霧に浮かぶ水鳥 うすく濃く 遠い山並みピンクの墨絵
平成三十一年二月六日
13
春が近くなると,近くは濃く遠くは...
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朝ぼらけ 鳥の影追うむらさきに しずむみかさの峰の横雲
平成三十一年二月五日
15
昨日暖かかったせいか,今朝の三笠...
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春たちて 朝陽に消えるなごり雪 愛宕の山にかかる冬虹
平成三十一年二月四日
19
今朝はあったかだったですね♥ 北...
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ねこやなぎ 川霧かくすせせらぎに 春の小人の雪踏む音に
平成三十一年二月二日
15
学生の頃よく行っていた,北海道の...
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冬の雨 雨だれの音灰色に 淋しいリズム別れの予感
平成三十一年二月一日
12
なんか,嫌です.こういうイメージ...
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くやしさに心折れても 覚えてて 戦う背中見つめる視線
平成三十一年一月三十一日
16
頑張っても頑張っても,うまく行か...
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辻風にすみれの蕾うなだれる 冷たく乾く舗道の片隅
平成三十一年一月三十一日
18
土もない町の歩道に生えて,陽ざし...
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つらい冬 悲しいことも風の中 いつか話せる春の陽ざしで
平成三十一年一月三十日
21
なつかしい思い出話のように…心の...
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空ばかり見上げるひとに踏まれても 耐えて春待つ冬のたんぽぽ
平成三十一年一月二十八日
16
ちょうど人の往来が多い場所で,踏...
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とととっと 餌をさがして鶺鴒の 横切るたびに開く自動ドア
平成三十一年一月二十七日
11
人だけじゃなく,小鳥にも感応する...
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元気かと流すまなざし あのころと変わらないきみ 胸にくすぶる
平成三十一年一月二十六日
14
学生の頃の元カレ…♥
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散り落ちた枯葉の上のやぶ椿 空を見上げる同じ顔して
平成三十一年一月二十五日
19
冬でも咲いて,冬でもやっぱり,ぽ...
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バス停に寡黙な背中 列つくる 居待ちの月が見送る家路
平成三十一年一月二十四日
15
ごくろうさま,なんて言い合いたく...
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ひよどりの羽風に落ちるやぶ椿 枯れ草分けて水仙の待つ
平成三十一年一月二十二日
14
冬は一色,って感じですけど,少し...
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かじかんだ指に伝わる 朝焼けに梅のふくらみ もう少しだよ
平成三十一年一月二十一日
11
近所の梅のつぼみがふくらんできま...
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木の間から 時雨の雲にせわしなく 翳っては照る冬の十五夜
平成三十一年一月二十日
13
今夜は望月.雲の流れが速くて,と...
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霜深く 御蓋山から細い月 明星は待つまだ藍の空
平成三十一年一月二十日
11
見慣れたはずの夜明け前…でも,は...
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散り敷いたうすべに拾う さざんかのやわらかな霜 指が驚く
平成三十一年一月十九日
13
散った花に霜が降りて,凍ってて固...
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アルバムにきみの笑顔と古い夢 まだ燃え残る遠いあこがれ
平成三十一年一月十七日
12
探し物をしていると,卒業アルバム...
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霜覆う 枯葉の影に花化粧 見る人もなく道端に咲く
平成三十一年一月十六日
16
吹き寄せられた枯れ葉の下に,名も...
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