うすべにさん
のうた一覧
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鳥も来ぬ荒れ果てた庭 山寺の 咲いた白梅苔むす枝に
平成三十一年三月七日
13
誰か,見に来る人はいるのかな…幹...
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沈丁花 冷たい雨に香りたつ まだ来ぬ春に笑顔を見せて
平成三十一年三月五日
16
雨に濡れると,いっそう香りが引き...
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まだ広い林の空に うぐいすの初音見送る去る冬の影
平成三十一年三月二日
9
うぐいすが練習を始めたみたい…春...
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北山の杉が元気に恋すれば 駅のホームに白いさざんか
平成三十一年三月一日
12
季節になってきました.マスクをし...
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みつばちの羽音うすらぐ夕暮れに おぼろ月夜の歌が聞こえる
平成三十一年二月二十六日
11
入り日うすれ…という歌があります...
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飛火野へ 梅の香りにさそわれて 誰を呼ぶのか鹿の鳴く声
平成三十一年二月二十四日
19
ときおり,突然鳴くのでちょっとび...
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花枯れて雪もとければ春来ると 月の光にかおる水仙
平成三十一年二月二十一日
3
この季節,香りといえば梅,なんだ...
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街並みに 海人の姿も消えたけど 昔と同じ松風わたる
平成三十一年二月二十一日
13
源氏物語の頃とは全然違うんだろう...
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立ちしおれ 冬は終わりと蝋梅の はなびら透かす陽のあたたかさ
平成三十一年二月十九日
17
ロウバイの花が終わってきて,咲き...
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風ぬるみ 花芽をほぐす薄ぐもり ぼやけた影を踏みゆく散歩
平成三十一年二月十六日
16
少し暖かくて,なんとなく桜の花芽...
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細雪 落ちた椿に薄化粧 遠くお寺の塔かすませる
平成三十一年二月十四日
21
今朝,少しだけ雪が舞って,お庭も...
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にわか雪 群れにはぐれたみやこどり 鴨にまぎれて淀みに浮かぶ
平成三十一年二月十二日
13
ユリカモメなんですけど,1羽だけ...
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静けさに玉水ひびく雪月夜 霞めば春の足音と聞く
平成三十一年二月十一日
16
融けた雪が軒から落ちる音が聞こえ...
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急ぎ足 刹那の羽音眼で追えば ひよどりの羽根朝陽に光る
平成三十一年二月九日
12
朝,駅に向かう道で,わりと密やか...
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朝霧に浮かぶ水鳥 うすく濃く 遠い山並みピンクの墨絵
平成三十一年二月六日
13
春が近くなると,近くは濃く遠くは...
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朝ぼらけ 鳥の影追うむらさきに しずむみかさの峰の横雲
平成三十一年二月五日
15
昨日暖かかったせいか,今朝の三笠...
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春たちて 朝陽に消えるなごり雪 愛宕の山にかかる冬虹
平成三十一年二月四日
19
今朝はあったかだったですね♥ 北...
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ねこやなぎ 川霧かくすせせらぎに 春の小人の雪踏む音に
平成三十一年二月二日
15
学生の頃よく行っていた,北海道の...
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辻風にすみれの蕾うなだれる 冷たく乾く舗道の片隅
平成三十一年一月三十一日
18
土もない町の歩道に生えて,陽ざし...
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空ばかり見上げるひとに踏まれても 耐えて春待つ冬のたんぽぽ
平成三十一年一月二十八日
16
ちょうど人の往来が多い場所で,踏...
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