うすべにさん
のうた一覧
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かたむいた月も暑さに疲れ気味 虫の音たえてエアコンうなる
令和七年八月三十一日
6
夜,散歩してもやっぱり暑い…西空...
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聞きなれぬ声のかぼそい熱帯夜 暑い空ゆく名も知らぬ鳥
令和七年八月三十一日
6
このあたりで夜鳴く鳥と言えば,ホ...
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汗拭けば四日の月に夏がすみ ため息ひとつまた熱帯夜
令和七年八月二十九日
6
帰り,ちょっと歩いただけで汗がふ...
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気がつけば夏休み明けのヘルメット 並んで走る青田のむこう
令和七年八月二十八日
6
中学生ちゃんたちの自転車が見えて...
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噴き出した泡のむこうに青い海ラムネの匂いの呼ぶ夏休み
令和七年八月二十八日
4
レモネードが語源なのだとか.独特...
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ひそやかな竹のささやき 夕風にうねる里山ひぐらしの鳴く
令和七年八月二十七日
8
今日も夕立がありました.笹の葉擦...
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たそがれの川辺にひらく月見草 夕蝙蝠の飛翔目で追う
令和七年八月二十六日
9
日暮れになると,コウモリたちの出...
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草の海 みかさの山に雲わいて木陰の鹿のまつげにしずく
令和七年八月二十五日
6
急な夕立に,シカたちも木陰に避難...
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夕立ちの屋根打つ音もひさしぶり ペトリコールに満たされる街
令和七年八月二十五日
7
すごく久しぶりに夕立が降りました...
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極暑日の奈良のニュースの定番の ミストシャワーに寄る鹿の群れ
令和七年八月二十三日
6
残暑厳しいですね.テレビのお天気...
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灼ける陽に暑さ疲れの夏草に 埋もれ一輪咲く夕化粧
令和七年八月二十三日
6
しばらく前たくさん咲いていた場所...
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風鈴の音にまぎれて法師蝉 雲たかくとも秋まだ遠い
令和七年八月二十一日
7
今朝,ツクツクホーシを今年初めて...
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夏空に枝たわませるあおがきの 肌はつややか秋をこがれる
令和七年八月二十日
7
残暑厳しいですね.この暑さでも柿...
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夕焼けに染まる横雲秋の色 風あつくとも早や虫の声
令和七年八月十八日
6
夕暮れは少しだけ秋っぽくなってき...
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夏草に埋もれうごかぬぶらんこに 乗ったうつせみ風にころがる
令和七年八月十七日
9
お盆休みも終わって,帰省していた...
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ご先祖をみおくる袖に夏の雨 また来年とわかれを告げる
令和七年八月十六日
10
警報が出ていたりしてどうかなと思...
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ひと灯ずつ御魂とみれば よろず世の平安祈る誰でもがみな
令和七年八月十五日
7
昨日,今日と春日大社の万灯篭の夜...
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アルバムの中の人へと届くように 今宵長めのおりんの余韻
令和七年八月十四日
9
みんなで昔の写真を眺めていると,...
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南へと旅立つまでのかりそめの ねぐら求めて舞う鳥の影
令和七年八月十三日
5
平城宮跡の芦原は,ツバメたちがど...
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あざやかなみどりの波に洗われて 鳴る風鐸の音すみわたる
令和七年八月十二日
8
平城宮跡の緑の原は,曇り空の今日...
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