うすべにさん
のうた一覧
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あつさ避け夜あるく人に応援を 足元てらす上弦の月
令和五年七月二十七日
11
お日さまがいなくなってから歩く年...
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あつい夜 橋のたもとの雑踏の浮かぶゆかたに揺れる遠い日
令和五年七月二十六日
9
昨日は大阪の天神祭りでした.コロ...
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鳴きもせず飛び去る影は凛として オスの叫びにすずしい顔で
令和五年七月二十六日
9
男の子たちは大きな声で読経して,...
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雲もなく息もたえだえ 道端で夕立を待つ名も知らぬ草
令和五年七月二十四日
10
完全にしおれちゃってるなあと思っ...
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涼風にとまどう野原においたち 雨粒ひかるきつねの嫁入り
令和五年七月二十三日
6
今日は奈良でも夕立がありました....
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逃げ水の舗道ゆらめく 草たちとうらめしく聞く遠い雷鳴
令和五年七月二十二日
10
南のほう,宇陀とか吉野では夕立が...
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灰色の重いとびらを押し開ける みどりと青のまぶしい夏は
令和五年七月二十一日
9
暑いですねえ.夏ですね.しんどい...
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ひとときの涼しさくれた梅雨明けの 澄んだ空から強いおひさま
令和五年七月二十日
6
今日は涼しいけど,まあ猛暑の前の...
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白南風がつれてくる雲 うすずみの御蓋の山の上をながれる
令和五年七月十九日
11
昨日よりちょっとだけ暑さもましか...
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日暮れても街の微熱はまだあつい 明かり頼りに夜も鳴く蝉
令和五年七月十八日
11
祇園祭の熱気?夜になっても気温が...
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まだ梅雨も明けてないのに 猛暑日は午前中から蝉もおひるね
令和五年七月十七日
7
暑いですねえ…朝はすごく元気に鳴...
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夏祭り いとしい日々のひと殷賑りノスタルジアにひたされる夜
令和五年七月十六日
8
夏祭りの季節ですね.どこかなつか...
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夜明けから目覚ましよりもにぎやかに くまぜみ叫ぶ夏が来たぞと
令和五年七月十五日
11
このあたりでもついに鳴き始めまし...
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ほおずきのプラスチックの指ざわり モールの店のつくられた夏
令和五年七月十四日
11
本物かなと思って触ってみたら,プ...
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雨の脚 こども並んで雨やどり 町の八百屋の軒先の下
令和五年七月十三日
9
すごい雨で,前も見えないくらい…...
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すずやかに熱い風切る黒いはね 夏の模様にわきあがる雲
令和五年七月十二日
8
梅雨明けかな.予報だと,まだ雨は...
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熱い風 まださざなみの青田波白い日傘ときいろい帽子
令和五年七月十一日
9
今日は真夏.稲はまだ短いけど,ち...
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あるじなく草おいしげる荒れた庭 それでも夏の柿の実ひかる
令和五年七月十日
10
雨が上がって散歩していると,空き...
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重い風 灰色のそら雨の間に香りあざやかくちなしの花
令和五年七月九日
8
暑くてうっとおしくて,なんか沈み...
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草いきれ むせる暑さの芦原にどこか楽しげつばめのおしゃべり
令和五年七月八日
8
平城宮跡のアシの原では,姿は見せ...
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