いとう むたさん
のうた一覧
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大丈夫、おしょうゆかけて蓋をして小さなウソがブランコを漕ぐ
令和三年一月二十一日
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日に干してちいさく畳み口塞ぐさあしまいましょ春が来るから
令和三年一月二十一日
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睡蓮とハスの違いを考えて 池をみつめる貴女との夏
平成二十九年七月十三日
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突き刺さる熱射を浴びて 変わりゆく我が身を信じ貴女と歩く
平成二十九年七月十三日
4
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関係に友達という名前がついた 雨のにおいが胸にただよう
平成二十五年九月七日
5
短歌にして、この思いを成仏させて...
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犬の尾が春をふりまき歩く道 たゆむリードが 世界を区切る
平成二十五年三月二十一日
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柔らかく優しい拒絶 でんわから呻く信号あなたの嗚咽
平成二十五年三月十三日
4
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また今日も頭突きのような会話している 人との距離が分からない君
平成二十五年三月八日
9
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この胸の苦しみをいまバットにし夕暮れ君を襲いに行きます
平成二十五年三月六日
5
できたら楽なのにねー
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胸焼けがするほど食べてきた君を少し残して保存できたら
平成二十五年三月六日
6
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確実に静かにとおくはなれてく横たわり聴くサヨナラのおと
平成二十五年三月六日
4
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思い出がくるくるまわる痩せた背のつめたい肩胛骨の影よ
平成二十五年三月六日
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もっと優しい歌が詠みたいです
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午後2時の図書室行きの夢のなかましろな手首カノン奏でる
平成二十五年三月五日
4
意味のないうたです
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「春は来る」きみのひとこえ鳥が舞い皆々芽吹きゆっくり笑う
平成二十五年三月三日
0
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探し物が欲しい君となめあった日々をなくして手をつなぐ夜
平成二十五年三月三日
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夢も見ず深くしずんだ海のなか潮音にまぎれ母の背ふれる
平成二十五年三月二日
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まどろみの砂をあつめてよこたわる小さなウソがブランコをこぐ
平成二十五年三月二日
5
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猫の子と春の季語入れ句をよめば見知らぬ猫がニャアと日溜まり
平成二十五年三月二日
1
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両腕を空にかざしてみたけれど透けぬ手のひら真白な裸体
平成二十二年五月三十日
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真夜中に両足ひらき見る夢があぶくを立てて消える青空
平成二十一年八月二十日
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ブログにのせてある、昔の短歌です...
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