螢子さんのうた一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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- 目の下の隈が死相にみえるから鏡よ鏡おやすみなさい 平成二十二年十一月十三日 7 もっと見る
- 減反と叫ばれし頃の遠くなり荒田にぎわすアワダチソウかな 平成二十二年十一月十一日 5 もっと見る
- 火事知らすサイレンなりて間のあまた消防自動車ようやく出る 平成二十二年十月十二日 3 火事を知らせる村のサイレンが鳴り... もっと見る
- 枯れ蓮は風にガラガラ音たてり思いおこせし平安の都 平成二十二年十月十二日 4 もっと見る
- 声に出すうたは一瞬切り取って体の中にすーっと沁みこむ 平成二十二年九月六日 9 もっと見る
- 亡くなりし歌人のうた思いをり蜩の声遠く聞きつつ 平成二十二年八月十四日 23 歌人河野裕子さんが亡くなりました... もっと見る
- あいまいな記憶のままに失せ物を探しています哀しき磯路 平成二十二年六月十三日 17 月曜の記憶が水曜にはなかった。い... もっと見る
- 鴎とぶ母のふるさと連れてくる名前忘れた記憶の散歩 平成二十二年六月十一日 17 蛙も蛍からも離れて、さみしい老い... もっと見る
- 絶筆の起点の破れ何語る生はそこで迷い給うか 平成二十二年五月三十日 13 絶筆となった円想、書き始めは破れ... もっと見る
- 人間は言葉にすがる生き物か展覧会は人ひと人 平成二十二年五月三十日 8 言葉に救われる？ もっと見る
- 日付越えうたは生まれる夜の帳流れ流れて朝をむかえり 平成二十二年五月二十九日 13 もっと見る
- 突然に右腕上がらぬ五十肩マウスは動くうたは大丈夫 平成二十二年五月二十八日 8 寒さが続くためか、突然腕が上がら... もっと見る
- 我願う枝垂桜の花の下春爛漫の君が腕の中 平成二十二年四月二十九日 17 でくのぼうさん、桃紅のおうたに唱... もっと見る
- 亡き義母の五十回忌に同胞はこれが最後と思い出語る 平成二十二年四月十八日 11 なかなか兄弟の５０回忌に参加する... もっと見る
- キーーンてふ電車の発車音聞かば闇の底へと誘わるる心地 平成二十二年四月四日 5 闇の世界へ引きずり込まれるような... もっと見る
- 我にまだ春は来ぬらし寒戻る浮かれし腰の悲鳴あげたり 平成二十二年三月二十七日 6 寒の戻りに薄着になった身体をやら... もっと見る
- あの子等の逝きて一年たちませり生活のなか記憶うすれゆき 平成二十二年三月三日 7 長男次男の友が立て続けに亡くなっ... もっと見る
- 突然に逝きたる君に導かれ偲びて集ふプチ同窓会 平成二十二年二月十五日 6 倒れて２週間、帰らぬ人となった友... もっと見る
- 前走るトラックの背に相模あり相撲と見ゆる老いの始まり 平成二十二年二月二日 12 すごーい、お相撲さんのトラックだ... もっと見る
- 長生きをしたくは無いと思えども寿命ある限り生きるしかない 平成二十一年十二月二十七日 6 もっと見る
