猫谷しゅうさん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
優しさを放電してるからだろう歩けば道を訊かれてるきみ
令和四年三月十四日
5
もっと見る
きみの髪やさしく撫でる春風にぼくはいささか嫉妬している
令和四年三月十四日
8
もっと見る
文旦の爽やか過ぎる甘みから青春不足おぎなってます
令和四年三月十三日
4
もっと見る
それぞれのリズムで梅の花びらがこぼれかすかに春風を編む
令和四年三月十三日
7
もっと見る
やわらかく深夜を支配するようにコンビニたちが銀河をつくる
令和四年三月十二日
5
もっと見る
振り返る雑踏にいるはずのないあなたと同じ香りがひかる
令和四年三月十二日
7
もっと見る
幾重にも波紋がひらく返信を打つたび部屋はみずうみになる
令和四年三月十一日
3
もっと見る
窓という窓が朝日を吸い込んで始発電車はひかりに満ちる
令和四年三月十一日
10
もっと見る
回遊魚みたいに過ごす少女らは渋谷の街を水槽にして
令和四年三月十日
6
もっと見る
奥へゆくほどに濃くなる古書店の匂いに本の樹海を惑う
令和四年三月十日
5
もっと見る
路線図の体内めぐる細胞の一粒となる脈打つ電車
令和四年三月七日
3
もっと見る
おろしたての靴はちょっぴり恥ずかしく花びら敷いた道をゆくよう
令和四年三月七日
13
もっと見る
たましいを吹き込むように画家は絵の瞳にひかり一粒のせた
令和四年三月六日
7
もっと見る
ここからが春だと澄んだ晴れ空に飛行機雲が境界を引く
令和四年三月六日
7
もっと見る
寄せて引く波打ち際がかろやかなフレアスカートめく春のうみ
令和四年三月五日
4
もっと見る
夕焼けと夜の抱擁みとどけて一番星はつよくなりゆく
令和四年三月五日
6
もっと見る
星形の金木犀を見上げたら夜空にちょっと届く気がした
平成三十年十月二日
12
もっと見る
フローリングねじれて伸びる愛猫の寝相に残暑を感じています
平成三十年八月十二日
11
もっと見る
繰り返す会えた瞬間 明度増す 頭の中のスローモーション
平成三十年八月六日
15
もっと見る
<<
1
|
2