千百さん
のうた一覧
(カテゴリー:恋愛 並び替え:新着順)
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腿の上を 転がる雫に 反射する あの夜と同じ 終わりの始まり
平成三十年九月九日
6
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ロリイタと 舌に転がす 気安さで 生牡蠣啜る 君の消えた日
平成三十年九月三日
4
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夜の明ける 気配に耳を そばだてて 二の腕に絡む 大久保の朝
平成三十年九月一日
3
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歩き続け 故郷も夢も 遥か彼方 誰もいなくても 一人になっても
平成三十年八月三十一日
6
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口づけの 言い訳探した 君の舌が 転がす言葉は 「太陽のせい」
平成三十年八月二十一日
2
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空と海を 真昼に分かつ 一筋が 人魚になった 妻を隠した
平成三十年八月二十日
3
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蓮の葉を 転がる雫が 私なら ためらうことなく 誰よりも早く
平成三十年八月十九日
11
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もう一度 愛した人は あなただと 信じるために 目隠しで宙へ
平成三十年八月十八日
7
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君のために 議員官僚 コネ世論 なんでも使うよ だから許して
平成三十年八月十七日
5
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熱帯夜 絡んだ視線の 結末は 運命か破滅か 墓穴で知れ
平成三十年八月十二日
5
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私だって 理不尽傲慢 横暴に なる夜があった 泣くほど昔に
平成三十年八月十一日
6
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むせ返る 緑の果てまで 君を連れて まだ行けたのに 疲れてないのに
平成三十年八月十日
9
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昼下がり まどろみの中 髪を梳く その指の感触 口づけで贖う
平成三十年八月八日
4
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夜明け前 抱き寄せられて 目を覚ます 間もないほどに 深く深く落つ
平成三十年八月七日
6
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新宿の ネオンを統べる 満月を 逆さに眺める ハイアットの窓
平成三十年八月六日
5
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雨に烟る 西新宿の ビル群の 赤い瞬き 背に丸くなる
平成三十年八月六日
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ワイエスの 画集をもとめる 君の指を とどめるだけの 力すらない
平成三十年八月四日
7
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煮魚を ほじって食べる 箸先に 見知らぬ誰かの 癖を見る夜
平成三十年七月三十一日
7
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新宿の 日暮れの胸の 高鳴りは 約束などない 夏の夜の夢
平成三十年七月二十八日
8
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鍵をかけた 記憶の中で 桜桃の その唇を 舌で転がす
平成三十年七月二十六日
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